Embedded Systemカテゴリの記事
曜日を求める(8bit範囲で)
マイコンを使って年月日から曜日を求めたいケースがありました。普通の環境ならC言語を前提とすれば<time.h>にあるmktime関数とlocaltime関数を使うことで実現できます。
裏では曜日を求めるアルゴリズム(色々あります)のどれかを使って求めていると思います。
今回は対象がマイコンということもあり、機能を限定することでコンパクトなアルゴリズムに改変してみました。
sakamoto's methodを元にしました。日時範囲はGPS時刻を前提とすることで1980年以降とし、また2099年まで使えればよい割り切りをしています。すると、うるう年の計算が100で割り切れて400で割り切れない年を考慮する必要がなくなり、簡略化されました。また型を最小のunsigned charで統一してみました。
検証はRubyのRspecでやってみています。
上記CコードとRubyでのDate#wdayとの一致を見ています。なおテストの実装にあたっては、RubyInlineを使ってRubyの中でC言語コードを直接扱ってみました。
Assisted GPS (A-GPS)クライアントの実装
GPS関係の処理をRubyから使えるようにしたgps_pvt gemは色々なストリームやファイル、シリアルポート(GPSデバイス直結)から情報を読み込めるようにしてあります。このたびv0.10で初期測位を早めるためのAssisted GPS (A-GPS)に対応しました。単独測位をするのであればgemをインストール後に以下のコマンドで例えばAndroidなどて使われているGoogleのサーバから情報を取得してA-GPSを利用できます。
生データに近い物が見たければ、以下のコマンドでJSON形式でエフェメリス等が得られます。
エフェメリス(軌道情報)を読み込む程度なので実装は簡単かなと思って始めたのですが、結果的に色々調べる必要がありました。羅列ですが、調べたものを残しておこうと思います。
- SUPL
- Secure user plane location。A-GPSの事実上の標準実装(という理解)。プロトコル名としてはUserPlane Location Protocol(ULP)。表面を覆っているのがULPで、中身のペイロードにはLPPやRRLPといった別のプロトコルが使われる。実装例が少ない中、tajuma/suplやgoogle/supl-clientが参考になった。
- LPP (TS 37.355)
- LTE Positioning Protocol。エフェメリスなどの定義がある。GPS以外の定義もしっかりされている。
- RRLP (TS 44.031)
- Radio Resource Location service Protocol。LPP同様エフェメリスなどの定義があるが古めの規格。プロトコルとしてはGPS以外も使えそうに見えるが、GoogleのSUPLサーバに問い合わせてもGPSのエフェメリスしかくれない模様。
- ASN.1 (X.680)
- Abstract Syntax Notation One。ULP, LPP, RRLPなどの文法は全てこれで書かれている。Rubyにも主にSSL証明書をパースする目的でOpenSSL::ASN1の実装があるが、機能が限定的で今回は使わなかった。代わりにRubyの構文解析ツールであるRaccを使う前提で文法asn1.yを定義し、asn.1形式の文法ファイルをパースできるようにした。asn.1をasn1.y(から作ったRubyコード)で事前にJSONに変換(upl.json.gz)して本番では利用している(rake upl.json)。Samayou Oharikuiの和文解説やGusztáv ADAMISさん(ERICSSON)のスライド(PDF)がとても参考になった。OSS NokalvaやObjective Systemsも参考にした。
- PER (X.691)
- Packed Encoding Rules。SUPLではバイナリで情報がやり取りされるが、その時のエンコーディングルールにBasic Unaligned PERが指定されている。前述の参考資料にも解説あり。RSpecで(asn.1から変換した)JSONとPER間のテストを書いて検証した。
最後におまけとなりますが、SUPLサーバに対しては携帯のようにIMEIを渡すわけではなく、問い合わせホストのGlobal IPを渡すようにしてみています。
夏休みの工作: ソースコード公開
先日のタッチでLEDが光る工作ですが、大したことしていませんがgithubにソース等置いておきました。
水面下ではこそこそ工夫をしています。例えば、スリープにこまめに入れて、電池の延命をはかってあります。また実運用に移る前にDEBUGを定義してコンパイルすると、UART経由で静電容量のデジタル値を読めるようにしてあります。閾値を決めるのに役に立ちます。
そしてソース公開にあたって一番気合を入れたのが、上記(実体)回路図だったりします(笑)。
夏休みの工作: タッチセンサ
全然更新をしていませんが、生存しています。最近、夏休みの工作で、触れると反応するスイッチを試していました。使っているマイコンは(毎度お馴染みの)Silicon Laboratories C8051F996です。
こんなバラック配線で実験をしていました。
そして、これを、こうじゃ、ということでミニカーに組み込んでみました。なかなか好評です。CR2032電池で動いています。
詳細は次回に書こうと思います。→書きました。
GPD Pocketに増設したストレージの速度
前回の記事でGPD PocketにUSBハブ、MicroSDリーダ、MicroSDを改造で仕込んでみたことを書きましたが、速度を確認してみました。USB 2.0接続なので、遅いだろうなー、と予期していたのですが、やはり遅かった、という結果です。
計測条件ですが、MicroSDはSandisk SDSQUAR-128G-GN6MA (128GB Class 10 UHS-1)です。またCrystal Disk Mark 6.0.0 x64を使って、速度を測りました。
まずは内蔵の状態で。少し悲しい速度てす。
念のため、MicroSDに非がないことを確かめました。USB 3.0接続でのカードリーダ(Elecom MR3-K005)を使って測っみた結果です。早いです。
ということで、USB 2.0のHigh speed(480Mbps)がどうやらネックになっている気がします。USB 3.0 Super speed(5Gbps)がある現在だと、やはり見劣りしてしまいますね。
参考に内蔵のディスクも測ってみました。早いです。
さらにおまけでUSB 2.0接続のUSBフラッシュ Sandisk SDCZ33-064G-J57 (64GB)があったので、それも測ってみました。内蔵したMicroSDと同程度の(遅い)速度です。
さらにおまけで、テスト時のデバイスマネージャです。ディスクがたくさん。
ということで、増設した内蔵ストレージは速度を要求しないもの(実験データ等?)を保存する用途に使おうと思います。
GPD Pocketにストレージ増設
あまりにも最近更新ができなくてすいません。生存報告がてら、軽めの話題を。GPD Pocketに内蔵するUSBハブの製作について書いてましたが、GPD Pocketのストレージ増設のため、MicroSD
GPD Pocket 内蔵USBハブ基板 公開
ちょっと時間が空いてしまいましたが、GPD Pocket 内蔵USBハブ基板の基板データを公開しようと思います。前回の写真の基板から微調整してあります。 フレキシブル基板の製造がやっかいかと思います
GPD Pocket 内蔵USBハブ基板
前回の記事でアートワークだけを紹介しましたが、あれは数か月前に発売された小型PC GPD Pocketを改造するための基板でした。動作確認がいちおう取れたので、続きの記事を書いてみようと思います。
久しぶりの基板作成
少し電子工作から遠ざかっていたこともあり、リハビリで基板を起こしてみることにしました。以下のようなものを作ろうと思います。 横幅で100mm程度なので、かなり小さい基板です。何に使うかは、うまく
Xiaomi Mi Max (Hydrogen) の MIUI8 FM Radio (stock) 日本バンド対応
前回の記事でXiaomi Redmi Note 3 ProのFM Radio日本バンド対応について書きましたが、別機種、別ディストリビューションでの対応も同じ感じでできましたので、記事にしてみようと思
Xiaomi Redmi Note 3 Pro (kenzo) の CyanogenMod13 FM Radio 日本バンド対応
今年は怒涛のように過ぎていきました、早いものでもう年末です。少しばかり時間がとれてXiaomiのスマホをいじる機会があり、内蔵のFMラジオをカスタマイズしたので、そのことについて備忘録を残しておこうと
Super Sylphide 進捗状況(86) -- ちょっとすごいロガーのバイナリ自動生成
生存報告がてら、ちょっとすごいロガーをGitHubで公開していることの関連話を記録しておこうと思います。 ソースコードや基板設計データは、作ったものをそのままGitHubにpushすればよいので、手
Super Sylphide 進捗状況(85) -- ちょっとすごいロガーとesp8266を連携
ちょっとすごいロガーに対して、無線LANモジュールのesp8266で無線化してみました。以下の動画では秋月電子のesp8266 DIP化キットを使っています。 詳細は随時追記予定です。またgit
Super Sylphide 進捗状況(84) -- Travis-CIでsdccを回す
ちょっとすごいロガーはgithubでソースなどを公開していますが、それと組み合わせてビルドテストなどを行うことができるTravis-CIが便利です。Travis-CIはPC系のものにはだいたい対応して
プローブ用電源ケーブルの作成
計測器まわりの環境を整えているのですが、その中でプローブ用電源コネクタからケーブルを引き回す必要が発生しました。オシロスコープ等に搭載されている、以下の写真のような4極の円形コネクタてす。 円形コ
もうちょっとすごいロガーのGPSアンテナ計測
高周波関係の『なんちゃって』計測環境を整えつつありますので、もうちょっとすごいロガー(NinjaScan-Slim)のGPSアンテナ(Pulse W3011a)の特性を計測してみました。あくまでも『な
GPIB-USBアダプタ オープンソース化
先日記事にしたGPIB-USBアダプタですが、オープンソースにしました。githubで公開中です。 このアダプタと、KE5FX GPIB Toolkitに含まれているプロッタエミュレータ 747
GPIB-USBアダプタ
古い計測器はUSBなどの最近のPCに標準のインターフェイスがついていないため、データを外に出すのに苦労します。計測器にとっては一般的なインターフェイスであるGPIB(別名HPIB)があったとしても、U
pogopin(ポゴピン)ケーブル
いろいろと作ってはいるのですが、なかなか記事の投稿ができていなくてすいません。軽めの話題を投稿してみます。マイコンのファームウェアの書き込みをする際、コネクタを抜き差しするのが結構面倒だということに気
計測器の足をコピーしてみた結果
先日、計測器の足が壊れてしまってそれを修復中である旨の記事を書きましたが、その後、3Dプリンタで製造されてきました。オリジナルとの比較写真(左が新規、右がオリジナル)を貼ってみます。 正面から
計測器の足をコピーしてみる
計測器の足が壊れてしまいました。経年劣化していた上に、力がかかりすぎたのでしょうか。構造的に弱そうなネジが通る付近でポキッと折れてしまっています。 ポキッ… このままでは不便なので、3Dプリント
Super Sylphide 進捗状況(83) -- MS412FE-26FL 充放電特性
あらちょっとすごいロガー(NinjaScan-Slim2)にはGPS受信機MAX-M8QのバックアップバッテリとしてMS412FE-FL26が載っていますが、それを基板上で充放電した際の特性をとってみ
Super Sylphide 進捗状況(82) -- あらちょっとすごいロガー (NinjaScan Slim2) Rev.B 実装
先日記事にしました、あらちょっとすごいロガー (NinjaScan Slim2) Rev.Bを実装してみました。例によって写真を貼っておきます。 表と裏 GPSバックアップバッテリのMS412F
Super Sylphide 進捗状況(81) -- ちょっとすごいロガー2 (NinjaScan Light2)
あらちょっとすごいロガー(NinjaScan-Slim2)を先行して開発していますが、その成果を、ちょっとすごいロガー(NinjaScan-Light)にも適用することにしました。ちょっとすごいロガー
Super Sylphide 進捗状況(80) -- あらちょっとすごいロガー (NinjaScan Slim2) Rev.B
先日実装画像を記事にした、あらちょっとすごいロガー(NinjaScan-Slim2)ですが、運用からのフィードバックがあって、Rev.Bへと少々作り変えることにしました。例によってアートワークを貼りつ
Super Sylphide 進捗状況(79) -- あらちょっとすごいロガー (NinjaScan Slim2) 実装
先日記事を書いた『あらちょっとすごいロガー』ことNinjaScan-Slim2ですが、実装してみました。 表と裏 あらちょっとすごいロガーは、ちょっとすごいロガーや、もうちょっとすごいロガーから
UARTフエール をRaspberry Piにつなぐ
UARTをSPIまたはI2C接続で4ch増やすことができるUARTフエール、またの名をシリワレールですが、Raspberry Piを使って検証を進めた結果、Raspberry Pi上のLinuxからシ
UARTフエール こと シリワレール 実装完了
先日、4chのUARTをI2CまたはSPI経由で増やすことができる基板について記事を書きましたが、基板や部品が揃い実装してみました。小さいです。 現在は写真のようにRaspberry Piに接続
Super Sylphide 進捗状況(78) -- あらちょっとすごいロガー (NinjaScan Slim2)
現在公開中の『もうちょっとすごいロガー(NinjaScan Slim)』を改良した『あらちょっとすごいロガー(NinjaScan Slim2)』を企画してみました。基板のアートワークまで終了しました。
SPI/I2Cを利用したUART 4ch拡張基板
シリアル通信をたくさんしたいという欲求があるのですが、残念ながらマイコン等に内蔵されているUARTのチャンネル数が少ないといった場合がありました。この問題を解消するために調査をしたところ、SPIまたは
Super Sylphide 進捗状況(77) -- もうちょっとすごいロガー (NinjaScan Slim) カスタム品
もうちょっとすごいロガー(NinjaScan Slim)ですが、githubで公開しているものとは別に、カスタム品を作成しました。以下の写真のようなものです。 表と裏。 公開版との変更点は以下の
大月~松姫峠~奥多摩 もうちょっとすごいロガー
先日、自転車で大月~松姫峠~奥多摩を走ってきました。せっかくなので、もうちょっとすごいロガー(NinjaScan-Slim)を持って行ってみました。 持っていった物。 休憩時間も入れて5時間くら
Super Sylphide 進捗状況(76) -- ちょっとすごいロガー (NinjaScan Light) テレメトリ機能
ちょっとすごいロガー(NinjaScan Light)ですが、ご要望が聞こえてきたので、無線などのテレメトリとして利用できるよう、記録しているデータの一部をマイコンのUART1から出力することにしまし
ちょっとすごいロガー (NinjaScan Light) 波及効果
運動計測用ロガーであるちょっとすごいロガー(NinjaScan Light)を設計してから時間がたちますが、オープンソースとしたことで、波及効果がありました。ちょっとすごいロガーの販売が最近、いなさま
Super Sylphide 進捗状況(75) -- RTKLIB探訪 rtksrv.c編
最近、オートパイロットシステムTinyFeatherのGPS機能を充実しようとしています。搭載しているGPS受信機から、できるだけ生情報に近い部分を使うことで、より高精度な測位をすることを目標としてみ
Super Sylphide 進捗状況(74) -- もうちょっとすごいロガー Rev.C 設計完了
先日、GPSアンテナ内蔵のもうちょっとすごいロガー Rev.Bが完成したばかりですが、Rev.Cを設計しました。Rev.Cでは使い方に少し配慮して、電源投入してから実際にログを取得開始するまでに任意の
Super Sylphide 進捗状況(73) -- もうちょっとすごいロガー Rev.B 完成
もうちょっとすごいロガー(NinjaScanLight)のRev.Bを計画していましたが、ようやく完成しました。 上がRev.B、下がRev.A Rev.Bでは内蔵のGPSアンテナ(Pulse
mruby 活用事例紹介
以前、mrubyをTinyFeatherに組み込んだことを記事にしましたが、縁あってmrubyの一事例として講演にて紹介させていただく機会を得ました。せっかくなので、発表資料を掲載しておこうと思います
Super Sylphide 進捗状況(72) -- もうちょっとすごいロガー Rev.B
もうちょっとすごいロガーですが、細かい調整を続けています。その過程で、GPSアンテナ内蔵版も作ってみたくなったので、Rev.B基板を引いてみました。 内蔵アンテナはチップアンテナタイプのW301
生データをファイルとして読み込む
もうちょっとすごいロガーの亜種として、記録媒体をMicroSD以外の、例えばSPI Flashなどに換える計画があるのですが、その記録媒体をどのようにハンドリングすれば効果的に使えるか、ということを考
Super Sylphide 進捗状況(71) -- もうちょっとすごいロガー完成
先日基板がきたもうちょっとすごいロガー(NinjaScanSlim)を組み立てて、動作確認をとってみました。 表と裏。 1円玉2つくらいのサイズで、とても小さいです。特にMicroSDのソケット
Super Sylphide 進捗状況(70) -- もうちょっとすごいロガー基板
もうちょっとすごいロガー(NinjaScanSlim)の基板ができました。 実物を見るとあらためて小さくできたことに満足です。最近進捗ダメですが、折をみて実装して行きたいと思います。なお基板の厚
Super Sylphide 進捗状況(69) -- もうちょっとすごいロガー
先日までちょっとすごいロガー(NinjaScan-Light)の開発をしていたのですが、より小さくしてほしいという特殊要求があったので、小さくしてみました。もうちょっとすごいロガー(NinjaScan
Super Sylphide 進捗状況(68) -- ちょっとすごいロガー完成
少し以前に記事にした、ちょっとすごいロガー(NinjaScan Light)が完成しました。基板を1回作り変えたり、内部のコードをブラッシュアップするのに時間をかけましたが、1ヶ月ちょっとで完成させる
KeilからsdccへC8051ヘッダを移植
ちょっとすごいロガー(NinjaScan-Light)を作っている過程で、ビルド環境(sdcc 3.3.0)にターゲットとしているマイコンのSilicon Laboratories C8051F381
18650電池を秋葉原で購入
Maker Faire Tokyo 2013に向けてちょっとすごいロガー(NinjaScan Light)の開発を続けていますが、ちょとすごいロガーの持つ電池での動作や、電池の充電機能をテストするため
地磁気センサの軸定義
以前、地磁気センサについてHoneywellのHMC5843とHMC5883Lを見分ける方法について書きましたが、最近のTinyFeatherやちょっとすごいロガー(NinjaScanLight)では
Super Sylphide 進捗状況(67) -- ちょっとすごいロガー (NinjaScan Light)
ご無沙汰しています。そういえばオートパイロットシステムTiny Featherの簡易版であるすごいロガー(NinjaScan)がありましたが、なかなか開発のを進められないので、作戦を変更することにしま
Super Sylphide 進捗状況(66) -- DSP 456MHz化
オートパイロットシステムTiny FeatherのDSPをアップグレードしてみました。300MHzから456MHzに約1.5倍の高速化をしました。 新型(左)と初期型(右)。 新型ではTMS32
Super Sylphide 進捗状況(65) -- Tiny Feather Stack Logger
ご無沙汰しています。オートパイロットシステムTiny Featherに対応したデータロガーを作っています。Tiny Feather自体もセンサを外付けし、中のソフトを改造すればいろいろと外部の周辺機器
MAXIIとMAXVの比較
オートパイロットシステムTinyFeatherでは、CPLDとしてAltera MAXII EPM1270T144C5N(1270LE 144TQFP)を載せています。現在はMAXIIに比べ性能が向上
mRubyにおけるprintf的デバッグ
オートパイロットシステムTinyFeatherにmrubyを載せてみて動作確認をしています。mrubyは組み込み可能な軽量言語であり、組み込みといえばprintfデバッグなわけですが、それに相当するm
mRubyとC++の親和性
オートパイロットシステムTinyFeatherにmRubyを載せて遊んでいます。最近はextend_sample.rbに示したようなRubyのコードで誘導制御の部分も動くようになりました。これはmRu
Super Sylphide 進捗状況(64) -- Tiny Featherの最安価開発環境
オートパイロットシステムTiny Featherですが、開発をはじめた数年前と比較して、開発に必要となる環境を構築する費用が安くなったようです。そこで、最も安く環境を構築するのに必要となる物品をリスト
Super Sylphide 進捗状況(63) -- OLED Display
オートパイロットシステムTiny Featherですが、表示器をつけてみました。 表示器はi2cで繋がる有機LED(OLED)ディスプレイで、SeeedStudio Grove OLED Dis
Seeed Grove RTC 改造
最近よくお世話になっている電子部品販売のSeed Studioですが、そこでGroveという一連の製品が展開されています。センサや表示器、LEDなどが搭載された様々なモジュールが100種類近くあるのが
Super Sylphide 進捗状況(62) -- CPLD で i2c Multiplex その2
オートパイロット装置Tiny Featherを改修しています。地磁気センサをHoneywell HMC5883Lから半田付けが容易なFreescale MAG3110へ変更し、また新規に絶対圧センサと
Super Sylphide 進捗状況(61) -- mruby on TinyFeather
オートパイロットシステムTinyFeatherですが、開発環境を見直そうと考えています。その一環として、JTAGエミュレータなどのハードやコンパイラといったソフトウェアを揃えなくとも、ちょっとしたスク
BGAのリボール
最近は簡単に半田付けできないタイプの半導体を扱うことが多く、半田付けに失敗することがそれなりにあります。特にBGAパッケージはとても嫌いなパッケージです。そこで失敗してもやり直しがきくよう、BGAの裏
NV08C-MCM Storegis(8.0.1.0)の不思議
NVS社のマルチGNSSモジュールNV08C-MCMの評価を行っています。自分で設計した基板が間に合えば良かったのですが、現在は@HirakuTOIDA 氏のXBee型モジュール(ファームは現在最新の
Super Sylphide 進捗状況(60) -- TinyFeather USB Bridge
オートパイロットシステムTinyFeatherですが、前回の進捗記事で取り扱ったデータの流れに加えて、USBシリアルを他のUART機器に送受信直接つなげるというデバック機能『USB Bridge』のデ
Super Sylphide 進捗状況(59) -- TinyFeather データフロー図
オートパイロットシステムTinyFeatherですが、データの流れが複雑化しつつあるので、そのまとめの図を作ってみることにしました。簡潔にまとめようと努力した結果、カラフルになってしまいました(笑)。
Super Sylphide 進捗状況(58) -- TinyFeather IMU基板 Rev.C
オートパイロットシステムTinyFeatherですが、地磁気センサの変更、及び絶対圧センサの追加搭載を行ったIMU基板 Rev.Cを作成してみています。地磁気センサはFreescale MAG3110
Super Sylphide 進捗状況(57) -- すごいロガー(NinjaScan) と ST-Link/V2
すごいロガー(NinjaScan)の開発を微速ながら進めています。NinjaScanにはSTM32F405が搭載されていますが、開発環境の構築にあたってPCとの接続は純正STMicroelectron
NV08C-MCM 変換基板
最近GPS受信機の中で使ってみたいと思っているのが、NVS社のNV08Cという製品です。なんでも米国 GPSだけでなく、ロシア GLONASS、欧州 GALILEO、中国 COMPASSを受信し、SB
STM32F40X LQFP64 1pinはどこ?
最近、すごいロガー Rev.Cの半田付けをしてみているのですが、分かったことがあります。すごいロガーに搭載されているLQFP64パッケージのSTM32F405ですが、1ピンの位置がとてもわかりにくいで
PQI Air Card を買ってみた
記録機能と転送機能が一体になった便利なWiFi搭載のSDカードが最近あります。デジカメをネットワークに繋ぐのがメインの用途ですが、中にはARMが入っていてtelent党のサーバが走っていたり、Ruby
Super Sylphide 進捗状況(56) -- すごいロガー(NinjaScan) Rev.C
MFT2012で展示したすごいロガー(NinjaScan) Rev.Bですが、さらなる改修ポイントがあり、Rev.C基板を作りました。 いつもの基板アートワークを張っておきます。 主な改修点は
STM32F4 開発環境の構築 (eclipse + CodeSourcery + ST-LINK)
積みハードとなりつつあるすごいロガー(NinjaScan)ですが、ようやく中身のソフトウェアを開発する時間が確保できそうになりました。そこでまずは、NinjaScanに搭載されたSTM32F4の開発環
Super Sylphide 進捗状況(55) -- Super Sylphide と Tiny Feather の図
以前、オートパイロットシステムSuper Sylphideを開発していた際に書いた、搭載部品の関係を示す模式図がありました。初期型の図ですが、基板の枚数や昨日が書かれていて、紹介する際に重宝した図です
Super Sylphide 進捗状況(54) -- すごいロガー(NinjaScan) Rev.B
以前お知らせしたすごいロガー(NinjaScan)ですが、改修ポイントがいくつかあり、初期基板RevAの後継としてRev.B基板を発注してみることにしました。RevB作成にあたっては、僕に代わり、いな
Super Sylphide 進捗状況(53) -- すごいロガー、改め、NinjaScan の企画
オートパイロットシステムTinyFeatherの航法部分が安定して動作するようになったので、また新しい企画を立ち上げてみました。題して『すごいロガー』です。すごいロガーは加速度や角速度、地磁気、GPS
TinyFeather ADS Rev.D 基板
最近ちょっと忙しいので、基板写真をはっつけて定期更新に変えたいと思います。以前、TinyFeather ADSという拡張機器を作っている話を書きましたが、それのRev.Dをつくりました。事情はお察しく
HMC5843 と HMC5883L を見分ける
オートパイロットシステム Super Sylphide や Tiny Featherで使っている地磁気センサについての話です。Honeywell の HMC5843 あるいはその後継の HMC5883
Super Sylphide 進捗状況(52) -- TinyFeather のログを Google Earthで見る
オートパイロットシステム TinyFeatherですが、地道なデバック活動を続けています。今では無人航空機のみならず、自転車(僕自身が被験者)、人力飛行機(僕のお友達に協力をお願いしています)など、タ
Super Sylphide 進捗状況(51) -- しまなみ海道 with TinyFeather
先日のゴールデンウィークの前半で、ツイッター仲間で尾道今治間を結ぶしまなみ海道を自転車で漕いできました。とってもいい道ですね! 景色よかったし、温泉や食べ物屋さんなど、周辺観光もとっても充実していまし
DMAとFIFOの難しい関係
オートパイロットシステム TinyFeatherのなかなか再現しないバグが最近ようやく解消したので、どういう問題であったのかということを、自分への備忘録として残しておきたいと思います。なかなか気づきに
Super Sylphide 進捗状況(49) -- Sylphide通信プロトコル
ご無沙汰しています。オートパイロットシステム Super Sylphide、およびその後継機のTiny Featherでは、無線を使って地上からモニタおよび指令を行うことができますが、独自規格ながら通
クワッドロータの電源回路
先日、クワッドロータ XAircraft X650 をお披露目しましたが、そのフライトコントローラをぼちぼち作っています。その過程で、電源回路にちょっと気になることがあったので、記事を書きたいと思いま
FT232RL と PL2303HX
USBシリアル変換チップとして名高いFTDIのFT232RLという半導体がありますが、それに似た半導体を発見しました。PL2303HXという半導体です。前者は秋月電子などで、後者はaitendo(リン
モデルロケット用モジュール (通称:いなさまボード)
UAV用オートパイロットといった怪しげな電子工作をやっていると、色々お引き合いがあるもので、物体計測をしたいという話が結構舞い込んできます。その中でも@ina111こと、通称"いなさま"とは、最近モデ
Super Sylphide 進捗状況(48) -- Tiny Feather に XBee 繋がる
オートパイロットシステムTiny Featherですが、以前に作成した2.4GHz無線何でも繋がる基板を利用してXBeeをつなげてみました。デバック風景を掲載してみます。 近いとアンテナなしでも繋
Super Sylphide 進捗状況(47) -- Tiny Feather ADS 完成
オートパイロットシステムTiny Featherですが、以前空気に対するデータをとるためのAir Data Sensor(ADS)がひとまず完成したことを、記事にしました。その後、ADS単体には出番が
Super Sylphide 進捗状況(46) -- TinyFeatherの誘導制御スケルトン
無人航空機(UAV)用オートパイロットシステム TinyFeatherですが、ようやく足回りが終わり、楽しい匂いがするところにやってきました。誘導制御です。ちなみに僕は天邪鬼で、足回りである航法の方が
ソフトウェアSPIが動かない (解決済)
マイコンを使っていると、時々マイコンに組み込まれた周辺機能だけでは事が足りなくなって、汎用I/Oポートを使って、ソフトウェア的に機能を実現するということがよくあります。ポートのH/Lをコントロールした
バス接続にならないSPIを複数つなげる
SPI接続のセンサやA/Dコンバータといった周辺半導体は、何台つなげてもチップセレクト(-CS)の線を台数分増やすだけで他のMOSI, MISO, SCKといった線は共通で済み、配線が節約できて便利で
QFNの半田付け方法を考えてみる
センサをはじめ半導体をいじっていると、厄介なパッケージに遭遇することがあります。内側までパッドがしっかりあるBGAは、基板を多層化しなければいけない等難易度が遥かに高いので諦めがつくのですが、裏面にし
XBeeやANT+が載った基板の実装
以前、何でも2.4GHz通信を載せてみる基板の構想を書きましたが、実装してみました。黄色い基板です。 裏と表 0.4mmピッチのMAXVを恐れていたのですが、いざ実装をしてみるとそれほど大変では
SDカードのデバッグ
最近SDカードのデバッグでずっと行き詰まっています。愚痴がてら、デバック環境をさらしておこうと思います。 デバック中… sparkfunにあったmicroSDカードのアダプタがとっても便利です。
XBeeやANT+が載った基板の設計
2.4GHzの通信規格がいろいろとありますが、それを一枚の基板でできるだけなんとかしてしまおうとした、妙に盛りだくさんな基板を設計してみました。兎にも角にもアートワークを載せてみます。 裏と表。サ
Cortex-M4F がDigiKeyで注文可能に
浮動小数点演算ができる使いやすい少ピンマイコンを探し続けているのですが、とうとう決め手になりそうなものがでてきました。ARMのCortex-M4Fを採用したSTMicroelectronicsのSTM
Super Sylphide 進捗状況(45) -- CPLD で SPI MUX
無人航空機(UAV)用の次期オートパイロット装置Tiny Featherを開発中です。前回は搭載されたCPLDの中身についてi2cに関する記事でしたが、今回はその続きでSPIについて紹介します。題して
Super Sylphide 進捗状況(44) -- CPLD で i2c MUX
無人航空機(UAV)用の次期オートパイロット装置Tiny Featherを開発中です。今回は搭載されているCPLDの中身の一部を紹介してみたいと思います。題してi2c MUX(マルチプレクサ)。 マ
Super Sylphide 進捗状況(43) -- Tiny Feather アクリルパネル
無人航空機(UAV)用の次期オートパイロット装置Tiny Featherを鋭意開発中ですが、近いうちに展示会デビューをしそうなので、観賞に適したパネルを表裏につけてみることにしました。 アクリル製
AC100Vの工作用ケース
最近の省電力ブームもあってか、AC100Vの電子工作が増えているような気がします。僕も以前、XBee搭載の電力計を作ったことがありますので、先見の明があったということでしょうか(笑)。 それはともか
赤外温度センサを使った姿勢検出器
赤外温度センサという、直接物体に触れなくとも表面の温度が検出できるセンサがあります。身近なところですと、耳にあてるタイプの体温計に使われているセンサです。正式名称はサーモパイル(Thermopile,
ホビーユーザのためのIMUリスト
加速度計やジャイロといった慣性センサがあると、物の動きがわかって面白いです。ところが半田付けが難しかったり、入手が困難であったり、といった理由で、センサを選んで基板を起こして組み上げる、というのはホビ
電子工作関連機器の状況
4月から生活環境が一新されたこともあって、電子工作をどのように続けていくか思案してきました。その一環として、関連機器を少しずつですが、自前で揃えることにしました。せっかくなので、現状を紹介したいと思い
さよなら液晶工房
電子工作な人としては是非とも押さえておきたいお店である液晶工房が、先週末にて閉店となってしまいました。引き続きwebショップのaitendoから商品を買うことは出来るのですが、直に触れて楽しめる店舗が
バス接続な同期応答信号をVHDLで表現
なかなか良いタイトルが思いつかなかったので苦肉の策として、とりあえずキーワードを並べてみました。何が言いたいのかもう少しまともな文章で表現すると、FPGAやCPLDの内部でさまざまなモジュールをバス接
Super Sylphide 進捗状況(41) -- Tiny FeatherのCPLDの中身
無人航空機(UAV)用のオートパイロットシステムSuper Sylphideの小型改良版Tiny Featherですが、処理を一手に引き受けているDSPを補助したり、機能を拡張するためにAltera
VHDLでwhenを大量に書きたくない
CPLDを最近いじっていますが、設計をVHDLで行っています。そんなことで表題の問題に遭遇しました。なお普段は手続き型のプログラミング言語に比べると、同時実行が前提のHDLを書くのは凄まじく苦手なので
Freescale の Cortex-M4 を注文してみた
ここ数年ですが、僕が使いたいと思う組み込みプロセッサは、浮動小数点演算が速く実行できることが絶対条件になりつつあります。固定小数点を使えば確かに安価なプロセッサやマイコンでもいろいろなことができるので
Super Sylphide 進捗状況(40) -- Tiny Featherの回路図、アートワーク
無人航空機(UAV)用のオートパイロットシステムSuper Sylphideの小型改良版Tiny Featherですが、基本的な機能の確認がほぼ終わりました。例えばDSPで計算をまわす、MicroSD
Super Sylphide 進捗状況(39) -- XDS100 による Tiny Feather のデバック
無人航空機(UAV)用のオートパイロットシステムSuper Sylphideですが、その続編Tiny Featherの開発を続けています。両者とも最も重い計算をさせる半導体はどちらもTIのC67xシリ
AR.Drone BLC プロトコル
空飛ぶおもちゃAR.Droneですが、それをiPhoneなどではなくラジコンとしてプロポで操縦すべく、いろいろといじっています。そのためにモータの回転数を制御しているBLC(Brushless Con
AR.Drone用 何か Rev.B
空飛ぶおもちゃAR.Droneをプロポで飛ばしたり、その他諸々のことをしたいなと思っています。そういう経緯があって以前『AR.Drone用 何か』という記事ではオリジナル基板を紹介したのですが、残念な
AR.Drone BLCとのI/Fで悩む
AR.Droneをプロポで完全手動操縦したいと考え、前回のintercepttyの記事をはじめとして色々と解析を行っているところですが、中央のメイン基板から指令を受け各モータを制御しているBLC(Br
AR.Drone上でintercepttyを動かす
空飛ぶおもちゃAR.Droneですが、中身はつまるところARM9を搭載したLinuxコンピュータです。ということで、ソースがあるプログラムでしたら、それをARMベースLinuxの環境に移植することで、
Fusion PCB slotで繋ないで拒否された
FusionPCBという激安の基板屋さんがあります。安いにも関わらず、最小パターン幅/間隔が6milであったり、となかなかの高繊細なデザインルールが使えるのが魅力なので、最近よく使うようになりました。
AR.Drone用 何か
最近、『積みハード』という新ジャンルを開拓しつつあります。というのも、基板や実装はできても中身のファームウェアがすかすか、という状態で放置されることがままあります。そしてまた積みハードに新たな仲間が加
Super Sylphide 進捗状況(38) -- 委託生産品用マニュアル
オートパイロットシステム Super Sylphideですが、航法部分の機能を切り出した委託生産品を企画したこともあり、使用方法をまとめた簡易的なマニュアルを作成しました。ひとまず完成したので、公開し
VGA入出力つき基板 実装完了
VGA入出力つき基板、というのを作っていましたが、基板と部品がそろいましたので、実装してました。例によって基板写真を掲載してみることにします。あくまでも、僕が基板を見てニヤニヤするのが、主目的なのです
LEDを並べると壮観
生存報告を兼ねて更新しようと思いますが、簡単に書けるネタがないので、例によって基板写真を貼ってお茶を濁すことにします。 LEDたくさん 被写界深度テストではないのですが、同じ部品が並ぶと壮観です
VGA入出力つき基板
師走に入り、やらなければならない事で飽和状態なのですが、やりたい事は別腹です。ということで、以前から興味があったリアルタイム画像処理を実験してみようしています。まずは所有している市販のFPGAモジュー
Super Sylphide 進捗状況(37) -- AH6100-LR 較正作業
オートパイロットシステム Super Sylphideですが、最近はもっぱら委託生産品、および小型化版 Tiny Featherで新規採用した6DOF慣性センサ エプソントヨコム AF6100-LRの
Eagleで HuMANDATA 拡張ボード
多くの種類のFPGAボードを取り扱っているHuMANDATAという会社があるのですが、今度趣味のプロジェクトでそこの基板を使うことになりました。そこで、その拡張ボードをEagleで作っているという次第
Super Sylphide 進捗状況(36) -- Super Sylphide 委託生産品での改善点
以前、オートパイロットシステム Super Sylphideについて、委託生産の可能性を検討しましたが、検討の結果、委託生産を行うことになりました。当時関心を寄せてくださった方にはメールにてご案内さし
Super Sylphide 進捗状況(35) -- Tiny Feather ADS ひとまず完成
オートパイロットシステム Super Sylphideの次世代型 Tiny Featherには空気に関する相対的な情報(対気速度や迎角など)を取得するためのAir Data Sensor(ADS)があ
BatchPCBから基板がきた
BatchPCBという基板屋さん(正確には基板屋さんではないですが)に出図した基板が、先日到着しましたので、写真をさらしてみることにします。 表と裏。なかなかの品質。 これはSuper Sylp
Super Sylphide 進捗状況(34) -- Tiny Feather 組立完了
オートパイロットシステム Super Sylphideの小型化版Tiny Featherの開発が続いていますが、大物の半田付けが終わりました。ハードの完成ということで記念撮影です。 Tiny Fe
BatchPCB FAQ 邦訳を作ってみた
BatchPCBという基板作成サービスがあります。Tiny FeatherのAir Data Sensorの試作で使ってみましたが、なかなか面白いサービスだと感じました(書いている時点で、まだ基板は届
Super Sylphide 進捗状況(33) -- Tiny Feather ADS
オートパイロットシステム Super Sylphideの小型化版Tiny Featherの開発が続いています。メイン計算基板、センサ基板と設計してきましたが、お次はAir Data Sensor (A
Super Sylphide 進捗状況(32) -- Tiny Feather IMU + Servo I/F
オートパイロットシステムSuper Sylphideですが、小型化版のTiny Featherの設計も順調に進んでいます。既に計算、記録用のボードは設計と製作が完了していますが、新たにセンサ、およびサ
FM-2028を買い換えたら改良されていた
半田ごては僕ら電子工作をする人間にとって生命線なので、僕はHakkoのFX-951というちょっと趣味にしては高級なコテを使っています(作業環境について)。ところが使っているうちにコテのホルダーの一部が
Super Sylphide 進捗状況(31) -- TMS320C6745のJTAG
オートパイロットシステムSuper Sylphideですが、Tiny Featherという名前で小型化を進めています。Tiny Featherではメインの計算機としてTexas Instruments
TCM8240MD breakout (i2cで画像取得モジュール) 動作確認完了
English abstract is below. 以前お知らせした、猫カメラのカメラの部分だけ取り出して電子工作の部品にしようという計画(TCM8240MD breakout)、完了しました。下
Arduinoのi2cライブラリ(Wire)の拡張(WireExt)
Arduinoがとても大好き(笑)な僕ですが、カメラからの画像を線を4本つなぐだけで取得できるモジュールをテストする都合もあり、Arduinoを積極的に使っています。今回はその過程でおきた問題で、Ar
Super Sylphide 進捗状況(30) -- 委託生産の可能性
すいません、今回の記事は少し堅い話です。 オートパイロットシステムSuper Sylphideですが、ハード、ソフトとしてある程度まとまってきたこともあり、そろそろ内製利用にとどめている現状をできれ
Super Sylphide 進捗状況(29) -- Tiny Feather 開発中
オートパイロットシステム Super Sylphideですが、とりあえずやりたいことはほぼできているので、使い勝手を改善すべく努めています。こまでにおきた問題の中では以下のものが比較的重篤な問題であっ
MTM05 に 『猫カメラ』 参加します!
Make: Tokyo Meeting 05 というモノづくりイベントが今度の土日(5/22-23)にありますが、『Fenrir's BLog 中の人』で参加します。メインは猫カメラ。 とりあえず『
FR-803の導入
某オークションで半田付けをするための熱風装置をゲットしてきました。Hakko FR-803という製品で既に現行品ではないのですが、後継機種のFR-803Bと同じオプション/補修部品を使うことができるの
TCM8240MD breakout (i2cで画像取得モジュール) の構想
猫カメラをやっている僕ですが、簡単に画像を撮りたいという要望が意外とあるそうなので、部品として使えるカメラモジュールを構想してみることにしました。猫カメラの機能限定版という感じです。 とってもシン
モバイルブースター (秋月仕様)
USB端子で充電/給電できる便利な電池パック『モバイルブースター KBC-L2AS』を先日購入しました。3.7V 4900mAhの大容量のおかげで、USB機器 2個をフルパワー(5V 0.5A)で給電
FTCJTAGのバグ取り
『Amontec JTAGkey-Tiny (FT2232) を Xilinx iMPACTから使う』という過去記事があります。これはUSBシリアルコンバータの半導体で有名なFTDIのチップFT223
アレの小型化の実装
『アレの小型化』という記事を書きましたが、その実装が完了しました。振動モータなどを含め動作確認もできたので、近日中にアレを"ソレ"に内蔵させようと考えているのですが、ソレにUSB用の穴をあけるべきかど
アレの小型化
以前、実体配線図を紹介したアレですが、その後自分が欲しかった機能を組み込んだ基板を設計してみました。もちろん小型化してあります。 大きさ約20x20 mm 追加された仕様は、振動モータのドライバ
ローカルに流れるTCPパケットを見る
ちょっとした事情がありまして、以前記事を書いた『Amontec JTAGkey-Tiny (FT2232) を Xilinx iMPACTから使う』のメンテナンスをしています。これはXIlinxの純正
Super Sylphide 進捗状況(28) -- DSPのROMブートでmain()前にPLLを有効に
オートパイロットシステム Super Sylphideですが、ちょっとした佳境を迎えつつあります。そのデバック作業中において遭遇した問題について、今回は記事にしてみようと思います。内容はタイトルのとお
実体配線図を綺麗に書くと路線図みたいだ
ブログの更新をさぼっていてスイマセン。生存報告ができる程度の仕事量に最近落ち着きつつあります(まだ脱出したわけではないのです)ので、生存報告がてら息抜きとしてやっていたことを少し記事にしようと思いまし
とあるモノに組み込むセンサのデバック環境
以前、とあるモノに組み込む細長いセンサ基板の話を書きましたが、中身を少しずつ作ってデバックしています。ところがこのセンサ基板、組み込む先の事情で、デバック用に線を引き出すコネクタを生やすことができませ
Super Sylphide 進捗状況(27) -- 高運動性対応基板
オートパイロットシステムSuper Sylphideですが、最近搭載する乗り物の中には高速で回転するものがでてくるようになりました。元々は模型飛行機用として設計したので、そのような乗り物に載せるとセン
猫カメラ Ver.2 基板設計完了
いつも見に来てくださっている方々には、あまり更新がないのも申し訳ないので、手持ちの近況ネタでサイトを更新することにします。前からいっていた新バージョンの猫カメラの基板を発注しましたので、その基板レイア
VS6724のSMK製ソケット到着
新しい猫カメラに使う予定のSTMicroelectronics社製カメラモジュールVS6724用のSMK製ソケット(リンクはPDF)が到着しました。カメラモジュールは温度に対する制約が厳しく、直接の半
僕がArduinoを使わないわけ
(いわゆるネタです。元は『私がTwitterを使わないわけ』) 0. この記事を書いた理由 僕の周りで、Arduinoを使っていない(厳密に言うと持っていても使う気がしない、あの頃は若かったんだよ
カプトンステンシルとヘラでクリーム半田付け
色々変わった電子部品を扱っているsparkfunですが、そこで売っているSTMicroelectronics製のジャイロ LISY300ALを使ってみたくなりました。ところがどっこい、このジャイロ、半
とあるモノに組込むセンサ
前回の記事で紹介した細長い電池と関係するのですが、とあるモノに組込む為のセンサの基板を設計してみました。毎度同じみ、基板のレイアウトを掲載してみます。 表と裏。上下の耳を切り取ると大きさは240
電池変り種、BR435
とあるものに電子機器を組み込むため、非常に細長い電池を探していましたのですが、見つけることができました。 BR435、直径約4mm、スペックは 3V 50mAh。 この電池、釣りウキ用の電源とし
VS6724の調達
各種機能を改善した猫カメラ Ver.2をそのうち仕上げようと考えていますが、カメラモジュールをToshiba TCM8240からSTMicro VS6724へ変更する予定です。それというのもTCM82
Super Sylphide 進捗状況(25) -- DSP航法ファームウェア バク取れた
前回の進捗記事で航法ファームウェアの開発遍歴についてふれたオートパイロットシステム Super Sylphideのその後のお話です。航法計算が正確に動くことは開発の過程で実証できていたのですが、最終的
SEED-XDS560Plusとか VS6724 とか
あまりにも更新がないのも申し訳ないので、軽めの近況報告2つでお茶を濁したいと思います。 まずは1つめのお話ですが、オートパイロットシステムSuper SylphideでTIのDSPを使っている関係で
Super Sylphide 進捗状況(24) -- DSP航法ファームウェア開発遍歴
しばらく更新をしていなかったオートパイロットシステム Super Sylphide関連の話です。色々と大人の事情(世の中こういえば許されるらしい?、笑)があって記事を更新していなかったのですが、自分で
奇数割の分周器VHDL
以前、猫カメラ向けにSDRAMのコントローラ等をVHDLで作成したことをお伝えしましたが、その際に紹介したVHDLに含まれていた分周器(divider.vhd)が論理合成不可能なコードを使っていたため
『猫カメラ』 試作中
こんな怪しいサイトを構えていると色々な話が舞い込んできますが、カメラモジュールを役立てていただける方が現れました。例によって未踏がらみなのですが、猫にぶら下げるカメラがほしいとのことでした。題して『猫
Super Sylphide 進捗状況(23) -- 下位プロトコルの策定
オートパイロットシステム Super Sylphideですが、地上側のソフトウェアが整備されつつあり、通信環境に関する作業を中心に行っています。そこで問題となったのが、通信プロトコルや通信回線の太さと
LiPo電池 400mAh 600mAh
開発をほぼ終えたカメラモジュール用の電池を入手しました。LiPo(リチウムポリマー)の1セル(3.7V)で、容量は400mAhと600mAhです。LiPoは専用の充電回路を用意しなければならない等、そ
カメラモジュールによる画像取得
カメラモジュールを作っていましたが、ようやく画像の取得に成功しました。基板は最新(Rev.B)のものではなく古いものでの成功です。 小さくて色も変だけど成功!! (クリックすると非圧縮のオリジナル
カメラモジュール基板 Rev.B
sparkfunの1.3M PixelのカメラモジュールTCM8240MDを使った基板ですが、搭載されているCPLD(Altera MAX2)とマイコン(SiliconLaboratories C80
Super Sylphide 進捗状況(22) -- MSD + CDC 改め MSD + FTDI Mimic
オートパイロットシステムSuper Sylphideですが、USBを使用したデバック用インターフェイスを設けることが悲願でした。これまでの経緯としては、USBメモリスティックのように機器を見せるMas
Arduino serproxyをFlash XMLSocketで使う
目覚まし時計デバイスChumbyにArduinoをつなげてChumby上のFlashからコントロール(詳しくは以前の記事『ChumbyでArduino等をFlashからコントロールする方法 (XMLS
カメラモジュール基板用のVHDL
sparkfunで売っている1.3M PixelのカメラモジュールTCM8240MDを使った基板を以前作りましたが、この度ようやくその基板に搭載されたCPLD(Max2 EPM570)用のVHDLコー
ChumbyでArduino等をFlashからコントロールする方法 (XMLSocketが使える?)
時計デバイスChumbyと戯れています。前回の記事『FTDIチップ経由でマイコン等と通信するためのCGI』では、Chumbyに接続したFTDIのUSBシリアル変換チップを経由して、更にその先に繋げたマ
FTDIチップ経由でマイコン等と通信するためのCGI
Linux時計ガジェットChumbyからFTDIのUSBシリアル変換チップでマイコンをコントロールしようと企んでいます。そこで、大本のコントロールはChumby上で実行できるFlashを考えているので
ChumbyにFTDIのシリアルUSB変換チップを認識させる
ここ最近時計ガジェットChumbyにはまっているわけですが、比較的スムーズにChumbyでFTDIのシリアルUSB変換チップを起動時から有効化させるためのスクリプトが、この度ようやく完成しましたのでお
Chumbyだけで設定ファイルを編集
時計デバイスChumbyからFTDI経由でマイコン等を操作しようと作業をしていますが、その過程で本体の設定ファイルを書き換える必要があります。しかしながら、Chumbyのファイルシステムcramfsが
CygwinでChumbyの開発環境
最近、かわいらしい時計デバイスChumbyと戯れているのですが、困ったことに本家の開発者向けWikiでは、Chumbyの開発環境(クロスコンパイラ)はLinux上で動作するものしか提供されていません。
ChumbyでFTDI
小さい目覚ましLinuxコンピュータ時計のChumbyで、FTDIのUSBシリアル変換チップ、例えばFT232RLを認識させて、Flashからコントロールしようと考えているのですが、方向性が見えてきた
Super Sylphide 進捗状況(21) -- 飛行機の中身
オートパイロットシステム Super Sylphideですが、機体の特性を得るべく黙々と飛行試験と数値解析(システム同定で安定微係数推算)を続けています。同じ作業が続いているので更新を行うような話は特
パルス頻度をアナログ電圧に変換
以前に似たような名前の記事『サーボ信号をアナログ電圧に変換』という記事を書きましたが、今度は時間あたりに何回かやってくるパルスをアナログ電圧に変換することになりました。というのもラジコンモーター用の回
秋月GPSモジュールの生データはPECL出力
少し前に書いた『秋月GPSモジュールから生データ抽出』では、秋月のGPSモジュールに搭載されたベースバンドチップSiRF GPS2e/LP-7456には、どうやら差動で微小な信号がきているらしい、とい
XBee ワイヤレス電力計 設計資料
hamayanさんがXBeeを使った家電等の総合管理システムを作られているようです。メインで使っているマイコンはFreescaleのcoldfireで僕自身は一度も触ったことがないのですが、製作記事が
サーボ信号をアナログ電圧に変換
ラジコン用サーボの信号はパルスの幅によってその強弱が表現されるので、それを直接計測するためにはタイマの機能の一つであるインプットキャプチャを使う必要があり、チャンネル数が増えると大変やっかいです。実際
カメラモジュール 実装完了
少し前の記事『Super Sylphide 進捗状況(20) -- カメラモジュール基板の企画』で、sparkfunから購入したカメラモジュールの話を書きましたが、この度実装を完了しました。 裏と
Super Sylphide 進捗状況(20) -- カメラモジュール基板の企画
オートパイロットシステム Super Sylphideですが、ブルガリアの格安基板会社Olimexが長期の夏休みに入ってしまう(8月は丸々休み)ということもあり、最近は色々な基板を設計していました。そ
Super Sylphide 進捗状況(19) --最近の飛行試験
オートパイロットシステム Super Sylphideですが、順調に開発が続いています。先日の模型飛行機を使った飛行試験では、以前の記事『i2cでサーボインターフェイス』で書いたシステムを利用して、パ
GPSチップアンテナ リベンジしてみたが…
そういえば以前sparkfunで購入したGPSのチップアンテナの経過を書くのをすっかり忘れていました。特性解析をしていただいたり、その結果を反映して基板を新たにおこしてみたりしたのですが、やはり受かり
秋月GPSモジュールから生データ抽出
秋月で販売されているGPSモジュールを購入、分解したことは以前の記事『秋月GPSモジュール@4800円』で書きましたが、その後こんな形になりました。 インターフェイスはPC接続用USBとアンテナ接
VHDLの可視化ができないものかと
オートパイロットシステム SuperSylphideですが、FPGA基板のソフトがとりあえずひと段落しました。今では『進捗状況(18) -- i2cでサーボインターフェイス』に書いた、i2cによるサー
秋月USBオーディオ
PCのサウンドカードが壊れてしまっていたので、秋月の新商品『USBオーディオモジュール』を組み立ててみました。ケースには同じく秋月の『ポリカーボネイトケース』を使っています。 なかなかいい音でな
Super Sylphide 進捗状況(18) -- i2cでサーボインターフェイス
オートパイロットシステムSuperSylphideですが、最近はもっぱらI/O拡張基板用のVHDLを書いています。なかなかPC用のソフトウェアを書いている感覚と違うので、頭が混乱しています。特に並列に
Amontec JTAGkey-Tiny (FT2232) を Xilinx iMPACTから使う
FTDIのFTCJTAG.dllの仕様(リード、ライトが最低2bitsから)にブチ切れつつ、漸く完成しました。FPGAのプログラムをダウンロードする際、これまではパラレルポート+自作JTAGアダプタを
Super Sylphide 進捗状況(17) -- I/O拡張基板 動作確認済み
オートパイロットシステムSuper Sylphideですが、以前紹介した4枚目の基板であるI/O拡張基板の動作確認がとれました。基板の写真を晒すことにします。 表と裏 何のことはない、Xilin
Super Sylphide 進捗状況(16) -- Windows XPでMSD+CDCのUSB compositeが相変わらず動かない
年度が替わりまして、オートパイロットシステムSuper Sylphideの開発が別案件に組み込まれたせいもあり、開発スピードをあげる必要が出ています。できれば夏頃に完成させたい予定ですが、予定は未…、
データストリームの終端をシリアルポートに
USBの工作は大好きですが、機器の制御といえば未だにシリアルポート(RS232等)やパラレルポート(IEEE1284)といったレガシーインターフェイスが活躍しています。そのため機器に添付されているPC
秋月GPSモジュール@4800円
秋月電子でGPSモジュールキットが売り出されたとのことなので、早速購入しました。単価4800円と、なかなか手頃な値段です。 キットの内容物 上の写真を見ていただければわかるかと思いますが、GPS
XBeeでワイヤレス電力計
昨年は、とあるプロジェクトでワイヤレス電力計なるものを作っていました。コンセントにさすだけで、家電製品の消費電力モニタリングを気軽にできるというコンセプトです。そろそろこのプロジェクトは完全に終了とな
Super Sylphide 進捗状況(15) -- I/O拡張基板
開発中のオートパイロットシステム Super Sylphideですが、ようやくハードウェアの設計が最終局面に達しました。FPGAを利用してサーボやスピコン(スピードコントローラ、モータを制御するユニッ
ADIS16350 6DOFセンサ
年末に購入したAnalog Devicesの新しいセンサが届いていました。 このADIS16350は6自由度、つまりXYZ軸の加速度とXYZ軸まわりの角速度が同時にはかれるセンサです。従来、この
Chumbyがやってきた!!
Chumbyをご存知の方はいらっしゃいますか? まずは下の写真をご覧あれ。 画面の周りは、ふにふに。 これは無線LANとタッチスクリーン、Flashの実行環境がついたオープンソース(ソフトのみな
Super Sylphide 進捗状況(14) -- McBSP(SPI)におけるCPU割込とEDMAの協調
製作中のオートパイロットシステムsuper Sylphideですが、DSP上で動作するプログラムのブラッシュアップを進めています。その中でDSPにかかるCPU割り込みが予想外に多く、処理負荷を上げてい
GPSロガー ファームウェア
少し以前にGPSロガーを作っていまして、基板データを公開したりしましたが、そういえばファームウェアなどのソフトウェア要素を何ひとつ載せていなかったな、と思い今回の記事を書いています。また最近のアクセス
Super Sylphide 進捗状況(13) -- Time Keeper 完成
研究開発中のオートパイロットシステム Super Sylphideの関係で、少し前にGPS受信機からくる時刻情報を中継するモジュール Time Keeperについて記事を書きましたが、この度ようやくフ
7bits エンコーダ/デコーダ
最近、以前PC接続用基板を作ったXBeeを用いて、シリアル通信(より正確にはUART)をしていますが、少し困ったことがありました。当然やり取りされるデータは1byte単位なので、複数バイトで意味を持つ
GPSチップアンテナ 特性解析結果
sparkfunから購入したGPSチップアンテナの基板をおこしたものの、うまく衛星を捉えることができない、という記事を書きましたが、Takeyasuさんという方がご助力を買ってでてくださり、問題のチッ
Super Sylphide 進捗状況(12) -- DSPプログラムROM化
オートパイロットシステムsuper Sylphideですが、航法(INS/GPSナビゲーション)部分がほぼ完成したので、プログラムをROM化しスタンドアローンで動作するようになりました。現在、倍精度浮
GPSチップアンテナ(LNA付き)
以前、sparkfunで販売されているGPSチップアンテナの記事を書きました。しかし結局パッシブアンテナ(アンプが入っていない素のままのアンテナ)の形態では、手持ちのGPS受信機u-blox LEA-
Super Sylphide 進捗状況(11) -- Time Keeper
つい先日大きな出張が完了したので、オートパイロットシステムSuper Sylphideをサクっと完成させてしまおうと考えています。そのような中、とある試験をGPSが使用不能な環境下で行うことになりそう
Super Sylphide 進捗状況(10) -- C6700用行列ライブラリ 再び
オートパイロットシステム Super Sylphideの開発をしている過程で、以前、TIのDSP TMS320C6713用のC++行列ライブラリを作ったよ、という記事を書きました。しかし最近になって検
Super Sylphide 進捗状況(9) -- McBSPでmulti-words SPI
オートパイロットシステム Super Sylphideの前回の記事『DSP/BIOSを利用した割込みMcBSP(SPI Slave)』で、DSPはMcBSPモジュールによるSPI通信(Slave)でマ
USB Composite DeviceでCDCが動作しない
少し前にWindowsでUSBのMSD+CDCのComposite Deviceが認識されて良かったです、という記事を書きましたが、実は後日談としてタイトルのような現象にやられています。認識されたくら
GPSチップアンテナ 実装済み
sparkfunで購入したGPSチップアンテナを基板に載せてみました。試験はこれからです。 コンデンサあり版となし版 このアンテナはLow Noise Amplifier (LNA)がないパッシ
XBeeはじめました
無線環境が必要になってきたのでZigBeeを導入しようとしています。小型であること、調達が容易であること、国内で認証を取っていることが決めてとなり、XBee / XBee Proというmaxstrea
Super Sylphide 進捗状況(8) -- DSP/BIOSを利用した割込みMcBSP(SPI Slave)
オートパイロットシステム Super Sylphideには、高速な計算をサポートするためにメインCPUとしてDSP(Digital Signal Processor)のTI TMS320C6713Bが
GPSチップアンテナ
電子工作をしていると、何か面白い部品がないか、部品漁りを定常的にしているのですが、最近sparkfunで面白いものを見つけたので、購入してみました。それが今回のお題のGPSチップアンテナです。 この
Super Sylphide 進捗状況(7) -- 圧力センサの較正
オートパイロットシステム Super Sylphideには、2種類の圧力センサが搭載されています。1つは穴が2つ空いていて、その2つの圧力差を測るためのゲージ圧センサ、1つは大気圧を測るための絶対圧セ
Super Sylphide 進捗状況(6) -- ケーブルのスマート化
オートパイロットシステム Super Sylphideですが、最近模型飛行機に搭載して実機運用するようになりました。実機運用といっても残念ながら機能がフル完成したわけではなく、現在のところ飛行履歴をと
PA-09
ヒロセ(HRS)のDF13シリーズや日本圧着端子(JST)のZHシリーズなど、最近ハーフピッチのコネクタをよく使っています。ところがこれらのコネクタのピンヘッダ(ケーブルと接続する金属の部分、これをハ
WindowsでMSD+CDC (USB Composite Device)
少し前に『USBでMSD+CDC (Composite Device)』という記事を書きましたが、実装がほぼ完了しました。ところがすんなりと行かないのがM$のWindows、というわけで色々と試行錯誤
Super Sylphide 進捗状況(5) -- DSP基板データ公開
オートパイロットシステム Super Sylphideですが、メインとなるDSP基板の動作確認がほぼ完了したので、そのDSP基板データを公開します。 動作確認の工程ですが、以下の手順を踏みました。
USBでMSD+CDC (Composite Device)
このサイトで扱っているGPSロガーやオートパイロットシステムSuper Sylphideには、USBが内蔵されたC8051F340というマイコンを搭載しています。これまではそれらに搭載されたSDカード
RubyによるHEXフォーマットの読み書き
組込み系の開発をしているとROMにデータを書き込むためのバイナリを扱うことになりますが、そのフォーマットの一つにHEXフォーマット(正式名称?)というのがあります。バイナリを0からFまでの16進文字で
GPSロガー 組立完了
最近GPSロガーの話ばかりですいません。他にも色々と並行して進んではいるのですが、さらっと書けるネタが欠乏しているもので…。 とりあえずGPSの動作やLiPoが充電できるかといったハードウェア的
GPSロガー 基板到着
GPSロガーですが、基板が到着しました。リチウムポリマー電池も秋葉原のラジオガアデン(中央線高架線下)で東芝製 3.7V 1100mAhを400円を入手しました。某千○電商(笑)でもリチウムポリマーを
Super Sylphide 進捗状況(4) -- DSPによる開発
オートパイロットシステム Super Sylphideですが、メインのDSPによる開発をスタートさせました。ここは某資金力を使ってしまいました。TI純正のDSP開発環境Code Composer St
GPSロガー 途中経過
GPSロガーですが、部品が届きました。基板がまだなので印刷した紙に部品を載せてにやにやしているだけですが(笑) それにしても本当にMicroSDって小さいですね。 ※その後、基板とリチウムポリ
GPSロガー
最近、とある事情でGPSの情報を記録したいということがあったので、GPSロガーを作っています。せっかくなので以下のような特徴を盛り込んでみました。 小型。48 x 36 mm。タカチのMX型丸型モバ
Super Sylphide 進捗状況(3) -- サーボ用基板
オートパイロットシステム Super Sylphideですが、サーボとのインターフェイスをなす部分を作りました。実はこの先にFPGAがあって、そちらの方が本当の意味でサーボとのインターフェイスを担当す
リワーク用ホットエアー装置 WHA300
リワーク(電子部品の半田を取り外したり、再び付けたりする作業)用の熱風が排気されるHot Air Rework Systemというものを購入してみました。この手のものはホビーユーザから見ると高価(5万
Spartan3の3種電源を1つのICで
XilinxのFPGA、Spartan3を使用する予定があり、最近その電源を考えています。しかしながら3種類の電源を必要とするので、なかなか大変です。3種類というのはI/O電源の+3V3、アクセサリ電
Super Sylphide 進捗状況(2) -- sdcc Maniacs
Super Sylphideの全機能のうち、センサ、C8051F340、SDカードを利用して完璧にセンサのログをとれるようになりました。SDカードのハンドリングは、前の記事『MMC/SDのSPIモード
MMC/SDのSPIモードでのbusy信号
以前『SDカードとの闘い』という記事でオシロでSDの様子を見てみたい、ということを書きましたが、実際に計測してみました。前の記事では、データ落ちが発生するのはSDの書込み性能の違いからくるものであり、
SDカードとの闘い
月末に実験が入ってしまい、それの準備に追われています。で、SDカードがなかなか書込み速度が出なくて困っています。とりあえず、ELMにあった『MMCの使い方』という記事を参考に、ビジーフラグ先読みをした
Super Sylphide 進捗状況(1)
とりあえず文章作業の合間をぬって進めています、Super Sylphide。サイトを更新しないのもあまりにもあれなんで、今回はその進捗状況をお伝えしようと思います。 とりあえず写真を。 とにかく
USB JTAGとか
文章デスクワークのせいでなかなか進まない某DSP等ごちゃごちゃ基板(実は既に開発コード名がついています、後述)ですが、少し触る機会があったので、それに関する経過報告といったところです。 Silico
Super Sylphide -- an Autopilot System for Small UAVs [English version]
(the last update is Apr. 2011.) What's "Super Sylphide"? "Super Sylphide" is a novel autopilot syst
DSP基板+小亀基板+センサ基板
こんな感じになりました。 本来と逆さまですが 上がDSP基板の裏面(電源部+RAM+ROMが見えています)、次が小亀基板(SDが出ています)、一番下の緑色の基板が小々亀基板のセンサ基板(加速度計
Pulse Repeater
室内飛行機基板を新たに作ったわけですが、そこに内蔵されているCPLDのロジックを設計してみました。この記事ではその中の肝と思われる、複数パルスを順番に整列させる部分の話です。パルスをなぜ整列したいのか
小亀基板 実装済み
小亀基板、実装してみました。 それにしてもSilicon LaboratoriesのC8051F340は小さいですね。これに発信器やらレギュレータやらUSBやらが内蔵されていると思うと、他にも何
室内飛行機用基板 Part.2
室内飛行機を自律飛行させる用の基板を以前つくりました(詳しくはリンク先の記事を辿っていってみてください)が、それのリニューアルをしてみることにしました。詳しい回路図や図面は、ある程度動作を確認してから
VHDLに思う
最近FPGAの設計をしています。何を作ろうとしているのかというと、I2C接続が可能なタイマーカウンターアレーを作ろうとしています。なんでこんなものが必要になるかというと、ラジコン用の部品は、サーボをは
秋葉原でレアパーツ (カプトンテープとMCXコネクタ)
秋葉原に行けばなんでも欲しい電子部品が手に入る、というのは今や昔、これだけ大量の製品があり大量注文が標準となっている現代では、なかなか秋葉原だけで調達に事足りるということは多くありません(注:電子関係
小亀基板
以前紹介したDSP基板の上に載せる基板を作っています。DSP基板自体、部品調達がようやく最近になって完了したところで、ぜんぜん進んでいないのですが、設計は設計ががしがし進めたほうがどうやら効率はよいよ
DigiKeyで日本語版カタログには載っていない商品
電子部品の購入で度々利用しているDigiKeyですが、ここの取り扱い商品の種類が半端ないくらい多いことは、そのカタログを見れば一目両全です。電話帳くらいの厚さがあります。ところがそれでもまだ飽き足らず
EagleでGNDとAGNDの結線
基板作成ソフトEagleでかれこれ色々とモノを作ってきたわけですが、ここのところずっと悩まされている疑問があります。Webを徘徊したりして色々と情報をあさってみているものの解決に至っていません。 そ
TMS320C6713 DSP基板
先日Texas InstrumentsのDSP TMS320C6713用の行列ライブラリを作成してみたりと、DSPを本格的に使い始めたので、DSP基板を作ってみたくなりました。ということで、現在基板を
TMS320C6000用行列ライブラリ
Texas Instrumentsの浮動小数点DSP TMS320C6713を使ってみようかと考えています。以前からSH4もやっているのですが、やはり汎用プロセッサだと色々とシステムが煩雑になりつつあ
H8/3694用のフレームワーク
室内飛行機の自律制御システムを秋月電子のH8/3694ボードを利用して作成しているのですが、色々とプログラムができてきたので、ソースを公開してみようと思います。 ところでですが、マイコンで電子工作を
マイコンと超音波センサの接続
室内で飛行する模型飛行機の自動制御ですが、超音波センサを利用して壁までの距離、あるいは床までの距離を検出することを考えています。超音波センサは加速度計やジャイロのように単体で使うことができるわけではな
ラジコン受信機とマイコンの接続
室内で飛行する模型飛行機の自動制御を企んでいるわけですが、機体外から送られてきた制御情報と、機体に搭載されたセンサから得られた情報を、機体内のマイコンでミキシングすることによって全体のシステムが成立す
室内飛行機用の基板、到着
Olimexに頼んでいた、室内飛行機を制御するための基板が届きました。左から順にプロポとPCを接続するアダプタ、超音波センサをドライブする回路、制御基板のマザーボードです。詳しくは過去の記事、『プ
機体搭載基板
室内で飛行する模型飛行機を自律飛行させる件ですが、地上側はプロポをPCからコントロールできるようになったり、と準備が着々と進んでいるので、機体側の開発に移行しています。 機体側には壁や地面などの障害
プロポとPCの接続基板
とりあえずプロポとPCの接続が完了したわけですが、周囲の話を聞いているとそれなりに需要がありそうなもののようなので、基板をおこしてみることにしました。ちなみにもの自体は基板の力を借りることなく手配線で
PIC 16F648Aと闘う日々
プロポとPCを接続するためのマイコン入りアダプタを作っていました。 このアダプタを作ることが最終目的では全くないので、お金と時間は惜しむことにしました。 チップは秋月電子で200円で売っていた安いな
温度ドリフト
先日、MEMS加速度計(STMicroのLIS3L02AS4、3軸1パッケージの加速度計)、ジャイロ(Analog DevicesのADXRS150、1軸1パッケージのジャイロ)の恒温槽試験をしてきま
たまる電子部品
研究の関係で、なかば趣味と化してしまっている電子部品の収集活動。『これは今度、こういうことに使おう!』と意気込んで手配するまではいいのですが、実際遊んでみる時間がなくそのまま放置ということがかなりあり
Windows DDKの入手(無料)
USB-ADC2ですが、前の記事のとおりFX2LPではCyUSB.sysを使う必要があります。CyUSB.sysやそのサポートライブラリであるCyAPI.libには、cyioctl.hやCyAPI.h
ezusb.sysとCyUSB.sys
USB-ADC2ですが、ファームウェアの移植が完了しました。ということで現在ホスト側に取り掛かっているのですが、ここで問題が一つ発生しました。新チップのFX2LPでは、デバイスドライバが旧チップのAN
EZUSB FX2LP Keilからsdccへ
順調に作業が進んでいるUSB-ADC2ですが、USB-ADCと同じく作業環境をKeilとsdccの両面から攻めことにしました。そこで前の『EZUSB Keilからsdccへ、EZUSB.lib等の移植
USB-ADC2 Windowsで認識完了
試作中のUSB-ADC2ですが、組み立て、そしてその後、Windowsで認識することを確認しました。 組みあがったUSB-ADC2。 実は基板に一箇所バグがあって、ReservedピンがGNDに
SH4基板 再び
なかなか時間がとれずにほったらかしにしてあったSH4基板ですが、前回の設計ではPLLの発振回路がたまに安定しないことがあるという問題点を抱えていたので、つくりなおすことにしました。 できた基板。
USB-ADC2 Olimex基板
開発中のUSB-ADC2ですが、Olimexより基板が届きました。 今回はOlimexではじめて両面のシルク印刷を頼んでみました。追加料金がDSS(160 x 100mmのサイズ)で1枚5ドルほ
USB-ADC2
USB半導体の中で普及の銘品ともいえるEZ-USB(AN213*シリーズ)が、とうとうdis-continuedかつ入試困難品になってしまったため、このチップを使って作った計測機器『USB-ADC』の
Freescale 加速度計
研究の関係上、慣性センサの収集が趣味(笑)になりつつあるのですが、新しいものを見つけたのでサンプルを年末にオーダーしてみました。届いたので記事にしてみます。 今回のものはFreescaleの製品で、
計測器2号機
計測器1号機に続いて、よりよいセンサを搭載した2号機を作成しました。といっても現在は角速度のみを知りたいというあるアプリケーションに特化されているため、ジャイロしか搭載していません。ジャイロはシリコン
USB-ADC DLL化
USB接続できるAD変換機USB-ADCですが、デモをするときにAD変換結果をリアルタイムでグラフに表示できれば何をしているのかわかりやすいと思い、色々と考えてみました。前の記事に『リアルタイム gn
1.8V → 3.3V レベルシフト
例の実験機材を積み込んで近々実験をすることになりました。4人乗りの軽飛行機です。楽しみですが、現在その実験の準備におわれています。 準備をしていると、思わぬところに落し穴があるのはよくあることで、今
IMU with GPS
ようやくUSB-ADC USB接続A/D変換機IMU_3A / IMU_1G 3軸加速度計ならびに1軸ジャイロtim-lp GPSモジュールこれら全て実装が完了したので、システムとして組んでみまし
EZUSB Keilからsdccへ、EZUSB.lib等の移植
とりあえずA/D変換データがパソコンから読めるようになったUSB-ADCですが、u-bloxのGPS基板をつなげて全て1つのシステムとして統合しようと考えています。ところがCypressから無償で入手
USB-ADC データ取得
組み立てが完了し、内部のソフトウェアを整備中のUSB-ADCですが、データがPCから見られるようになりました。 画像のようにデータ取得ができるようになりました。(画像リンク先は動画です、3MB程度
USB-ADC 組み立て完了
USB with ADCですが、Olimexより基板が届き、組み立て、Firmwareの開発に着手しました。昨日の記事にあるようにWIndowsで認識しないというトラブルが発生し一時はどうなるかと思い
EZUSBが認識しない
EZUSB(AN2131)が認識しなくって泣きそうです。環境はWindows 2000(SP4)。 ドライバをインストールできないどころか、無理やりインストールしようとするとブルースクリーンになって
ジャイロ、加速度計基板
前回のUSB接続ADCに続き、実験用機材その2です。ジャイロと加速度計を載せる基板ですが、物理的配置が絡んでくるので、ジャイロ1軸(ADXRS150)基板3枚と加速度計3軸(LIS3L02AS4)基板
USB with ADC
実験をする都合で基板をおこすことにしました。データを処理する部分がかなり重くなりそうなので、データ処理はパソコンにやらせて、データ取得を行う部分のみの基板をつくることにしました(ということでSH4関係
DigiKey カタログ
ちょっと前の話なんですが、DigiKeyのカタログ、うちにも送ってきました。送ってきたよ、と表明するのが流行りのようなので(笑)。それにしても分厚い…。 DigiKeyでもRenesas製品買える
EZ-USB 調達
EZ-USB(CypressのUSB組み込み型マイコン、というかUSBインターフェイスに8051マイコンがくっついたもの)を使ってなにかしようと画策しています。 部品はADXRS150 * 3LIS
W-sim
Willcom(旧H"といったほうがわかりやすいでしょうか)のPHSモジュール、W-simのカンファレンスに行ってきました。 W-simモジュール。 コンセプトとしては『どんなものにでも音声・情
今更ながらADXRS150
Analog DevicesのMEMSジャイロ、ADXRS150を使いたいのですが、パッケージがBGAということで今まで食わず嫌いしていました。しかし、気づいてしまったのです。BGAであっても外周のパ
組込みシステム開発技術展 2005
組込みシステム開発技術展に行ってきました。その感想とおみやげについて書いてみます。 総括をいうと、期待していたほど目新しいものがありませんでした。以下、箇条書き。RenesasのSH-2Aを期待して
u-blox GPSモジュール用基板
色々研究用機材を物色しているのですが、今回はu-bloxという会社のGPSについてです。 このGPS、4Hzでデータがとれるという特殊なGPSです。おそらく何らかのフィルターを使ってスムージングし、
SH4 火入れ
設計したSH4基板を組み立てています。とりあえずCPU周りが半田付け完了したので火入れをしてみました。 水晶(XTAL)20MHzの波形とバス(CKIO)80MHz(4逓倍)がでているかオシロでみ
SMD取り外し
色々と基板を作っているのですが、最近、表面実装部品(SMD)を扱うことが多くなりました。壊れたりした場合に部品を付け替える事態も発生しています。このような場合、1ピンずつまち針で持ち上げて部品をはずす
インターフェイス基板
この間作ったインターフェイス基板各種(FPGA用JTAG基板、RS232レベルコンバータ基板)を組み立ててみました。 JTAG基板、Xilinxバージョン。 JTAG基板、Alteraバージョ
morph3の脳みそ
この間、用があって秋葉原の『ツクモ ロボット王国』にいってきました。サーボとかメカメカしたものがいっぱいあるのですが、そこで物欲を掻き立てるものを見つけてしまいました。morph3の脳みそです。 m
JTAG基板、RS232基板
頼んでいたJTAG基板、RS232基板がOlimexより届きました。今回も満足な仕上がりでした。 Olimex、ホームページでは100 x 160 mm両面基板が1枚33ドルとのことだったのですが
RS232 Level Converter
RS232規格にあわせるためにシリアル信号の電圧変換するのがRS232レベル・コンバータというものなのですが、手配線で作った基板が壊れそうなのでプリント基板にすることにしました。よく使う基板というのは
JTAG Download Cable
JTAGでパソコンとターゲットを接続するための基板を作ることにしました。せっかく作るからには治具である以上、長く使えるようにプリント基板にすることにしました。コストパフォーマンス重視でOLIMEXに基
Apple I Replica Creation
洋書を買いました。タイトルはApple I Replica Creation。 この本、現在のPCの先祖ともいえるApple Iというコンピュータを自作してしまおうぜ、それを通じてコンピュータの仕
SH4基板
SH4基板を作っています。方向性が見えてきたので記事にしてみます。 スペックはCPUSH4 7750R(240MHz)バス80MHz動作予定SDRAM64bit接続 16MBROM16bit接続
SH Tiny
Tinyブームなんですかね。いつのまにか、SHにもTinyができていました。 で、SH/Tinyですが、通常のSHと何が違うかというと、パッケージが小さいです。それにともないピン数も減りました。S
Eagle Standard Edition
PCBCADソフト、つまり基板設計ソフトのEagleですが、無償版を使っていて気に入ったので、約2万円で製品を無償版からNon-Profit Standard Editionにアップグレードしました。
『MEMS センサを用いたINS/GPS 複合航法システム』
卒論ですが、実機試験はまだなのですが、文章がある程度まとまったので未完ながら公開したいと思います。結局タイトルは『MEMS センサを用いたINS/GPS 複合航法システム』です。まんま。 本文(未完
mallocしない正規表現
H8のようなマイコンで動く、mallocしない、つまり思わぬところからメモリを確保することのない正規表現ライブラリをこしらえてみました。動機はH8でもネットワークと直結できる今のご時世、HTTPのヘッ
Olimexより基板が届きました!!
Olimexに発注したボードが届きました。この品質で26ドルは安いー。 上がIMU基板で、下がGPS用基板です。とりあえず脳みそはH8の3069をデータ取得用に使っていますが、卒論終了後にSH4
Memsic 2125
2軸の加速度計でMemsic 2125というものを発見しました。このセンサ、ちょっと変わっていて機械的な部分がないようです。熱対流を使ってどうのしているようですが、機械的な部分がないということで経年劣
PCB発注
卒論用の基板を発注しました。Eagleで作成、Olimexに発注です(詳しくはここ)。見栄えがするようにべたアースは消してあります。 この基板は慣性航法のIMU(Inertial Measure
多重帰還型LPF
センサのアナログな出力をADC(Analog Degital Converter)で数値化する必要があるのですが、その際にはアンチエイリアシングという操作をしないといけないようです。これはサンプリング
SH-2A新登場
かねてから噂されていたSH-2Aがでましたね。トラ技の広告欄を読んで知りました。ルネサスにページ(SH7206)が開設されています。 SH-2A、何が凄いかというと、演算性能が非常にパワーアップして
MEMSジャイロ 静置試験
この前まで、加速度計・ジャイロの性能評価をしていたのですが、MEMSのセンサでもある程度の性能がでることがわかりました。とりあえず、静置試験を行った結果を載せておきます(どのセンサを使ったかは想像にお
H8 vs FPGA vs ...
どうやらSH2-7145が入手が困難なようなので、組み込むボードの選定を根本からやりなおす必要があるようです。というか、むしろ自作してしまえというような勢いで考えています。 自作しようと思ったのは、
A/D変換チップ
着々と卒論で使用する予定の部品が届いています。 本日、Analog DevicesよりA/D変換チップのAD7708のサンプルが届きました。このAD7708は、ΔΣ(デルタ・シグマ)タイプの16b
『超小型航空機における位置および姿勢の同定』、中間発表
卒論の中間発表を先週の木曜日に行いました。そのときの資料を公開します。パワポとレジュメ。もし何らかの形で使用したいと思われましたら、メールしていただけると幸いです。 タイトルは『超小型航空機における
秋月3069F ROM化
秋月の3069F、ネットワークなしで開発しています。本日、作成している物の実機試験があり、今まで作ってきたソフトの部分をROM化することになりました。これまでは日立のデバックモニタ上で作業をしていたの
組込みシステム開発技術展
東京ビックサイトで7/7~7/9の期間で開催されている組込みシステム開発技術展に行ってきました。学生禁止なので、会社員として行きました。別に学生お断りにする必要はないと思うのですが、商談ベースのイ
sh-elf Makefile
H8の3069での開発をしていましたが、カルマンフィルタなどのアルゴリズムを回すにはあまりにパワーが足りないのでSH系に移行することにしました。 とりあえず現在使用しているのはBestTechnol
3069で行列計算を…
H8の3069でカルマンフィルタをまわす、すなわち行列計算をさせました。結果は芳しくありません。3069の演算パワーでは追いつかないわけで。 はじめ浮動小数点で演算をしていたのですが、当然H8にFP
H8でもC++
以前行列のライブラリをC++で作成したのですが、それをH8用に移植したい。ということでH8でC++を使えるようにしてみました。ターゲットは秋月の3069F(増設RAM 2M)です。 結果はこのとお
ソフトウェアFIFO
H8でシリアル通信を行うプログラムを作成しています。しかし、シリアル通信がメインではないので、シリアル通信はメインルーチン以外のところで勝手にやってほしい、と思っています。 ハードウェアなら、こんな場
H8モニタで浮動小数点を
導入したH8モニタには、printfの機能が内蔵されていましたが、H8本体の内蔵メモリで実行できるようなサイズにおさえるために、文字列のみの表示が可能のようです。 つまり内蔵モニタのprintfにとっ
カルマンフィルタ実装計画
複数のセンサデータを取得し、それをもとにカルマンフィルタをかけることによって精度のよい観測を行う、そんなルーチンを考えています。 センサデータはできるかぎり利用したいですが、一定時間間隔で取得しなけ
秋月3069F用リンカスクリプト、スタートアップルーチン
秋月の3069Fボード上にルネサス純正のデバックモニタをのせてプログラムを開発しているわけですが、デバックモニタ用にビルドする際に必要となるリンカスクリプトとスタートアップルーチンを公開します。 デ
デバックモニタ、HTerm導入
H8で開発をしているわけですが、今回はルネサス純正のデバックモニタとターミナルソフトHTermを導入してみました。 まず、デバックモニタなのですが、秋月のボードで開発を行っているので、当然のごとくそ
h8300-elf Makefile
H8のelf版コンパイラの作成に成功しましたが、いちいちコマンドを入力するのがあまりに面倒くさいと思うので、Makefile(一連の処理をまとめたもの)を作成しました。公開します。 やっていることは
H8用gccの作成(リベンジ)
以前、H8用gccの作成を失敗しましたが、最近とある事情でH8の開発環境を作らねばならなくなったので、再チャレンジしてみました。 でっ、できました!!コンパイル時間、3時間近くかかって(P4-2GH
H8用gccの作成
H8(日立製のCPU)を使って、組み込み用のデバイスを開発することに。その下準備として、H8用のcygwinで使うgccを作りました。以下、インストールメモ。 順序としては、 (1)binutilの