Apple I Replica Creation
洋書を買いました。タイトルはApple I Replica Creation。
この本、現在のPCの先祖ともいえるApple Iというコンピュータを自作してしまおうぜ、それを通じてコンピュータの仕組みを実践的に把握してしまえ、というなかなか根性がすわったコンピュータ本です。
実際この本をぱらぱらと読んでみたところ、コンピュータ本というよりかは電子工作本のようでした。汎用ロジックゲート(ANDとかORとか)、ブール代数(あの0とか1が並んでいる奴です)、部品の実装方法(はんだごて使います)とか現代のPCを普通に使っている人には全く無縁の内容が盛りだくさんです。で、実際にApple Iのレプリカが作れるようになっています。プリント基板を作成するためのCADも収録されていました。
機会があったら自作をしてみようと思いますが、CPUの6502が手に入るのか少々疑問です。6502に関する情報は6502.orgにいろいろと提供されているようです。キットでまとめて入手しようと思っているのなら、日本代理店があるようです。
CPUが手に入らない場合はFPGAなどを使ってエミュレーションしてしまうというのもおもしろいかもしれません。恐らくほとんどの回路がFPGAの中に吸収されてしまうことでしょう。それを考えると当時、といっても30年前くらいですが、から今までの進歩というものは恐ろしいものだと思います。
コメント
ファミコンは6052のカスタムチップだったみたいですね。6052はレジスタの構成が特殊でアセンブラでプログラムが組みやすかったみたいです。
本の付録CDについていたPCBデータから基板もおこせるんで暇になったら(いつ!?)色々とやってみたいと思っています。FPGAの方が簡単かもしれないですが。
>ファミコンは6052のカスタムチップだったみたいですね。
はい.なんでも6502とAY-3-8910(...わかるぅ?)を一緒にして一部の機能をオミットしたカスタムチップだったとか.リコーで作ってたらしいとか,いろいろウワサを聞いたものです.
>FPGAの方が簡単かもしれないですが。
今やるならそうでしょうね.チャレンジしてみる?
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ふぅむ。また面白そうなものを...
Posted by: あおき : March 11, 2005 10:15 PMCPUはファミコンから引っこ抜いて使うとかね(←完全互換じゃないので要注意)。
FPGA使うならフリーのIPコアがあったはずです。