Super Sylphide 進捗状況(47) -- Tiny Feather ADS 完成
オートパイロットシステムTiny Featherですが、以前空気に対するデータをとるためのAir Data Sensor(ADS)がひとまず完成したことを、記事にしました。その後、ADS単体には出番がやってこなかったこともあり、完成に向けたデバックを積極的に行っていませでした。しかしこの度、よやうく出番があることになり、年末年始で気合をいれて完成へと漕ぎつけました。
動作中の様子。
ADSからTiny Feather本体を経由して、USB経由でPCにデータを取り込んでテストしてみました。ADSでA/D変換された絶対圧、および差圧3チャンネルの生データを以下のグラフに示します。なおADS上のADCは24bitの解像度があり、それを16bitに切り詰めてTiny Featherにはデータを送っています。
何も入力のない、静止時のデータです。これでセンサ、およびA/D変換を組み合わせたノイズを見ることができますが、あるレベルに収まっているのでほっとしています。回路の組み方や、変換および通信などを担当しているプログラムには問題なさそうです。ADS側のプログラム類はこのあたりにおいておきます。
ADSはTiny Feather本体とはSPIで接続しています。以前、SPIをマルチプレクスするのをCPLD上で行っているという記事をかきましたが、ADS用にさらに拡張しました。現在は外部スレーブデバイスをHDLのマクロで増やせるようにしてあります。参考としてspi2internal.vhdをあげておきます。
校正作業をしなければいけませんが、機材が手元にないので"くまさん"にお願いすることにしました。
※次の進捗としてXBeeと繋げてみました。
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