もうちょっとすごいロガーのGPSアンテナ計測
高周波関係の『なんちゃって』計測環境を整えつつありますので、もうちょっとすごいロガー(NinjaScan-Slim)のGPSアンテナ(Pulse W3011a)の特性を計測してみました。あくまでも『なんちゃって』なので、だいたいの特性がつかめればよいという判断です。
計測結果は以下のとおり。
GPSの中心周波数 1575.42 MHzから共振周波数が若干ずれていますが、いちおう近いところにあるのでよしとしています。基板上のMicrostrip line(むしろCoplanar Waveguide with Ground)やマッチングコンポーネントを調整して、インピーダンスを合わせこめばよいのでしょうが、計測環境がいい加減なのでどこまでやるか考えどころです。
計測環境は、ネットワークアナライザ(VNA)としてAdvantest R3765(生産終了品、3.8GHzまで)を、校正キットはSDR-kit Rosenberger SMAコネクタを使っています。データの取り込みは、先日オープンソースとして公開したGPIB-USBアダプタ、ならびにプロッタエミュレータ 7470を利用しています。基板とVNA間はアダプタ(N-SMA)とセミリジットケーブル(SMA-SMA)、SMAケーブルを切ったものを使っています。
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