モデルロケット用モジュール (通称:いなさまボード)
UAV用オートパイロットといった怪しげな電子工作をやっていると、色々お引き合いがあるもので、物体計測をしたいという話が結構舞い込んできます。その中でも@ina111こと、通称"いなさま"とは、最近モデルロケット用の計測システムでお付き合いさせていただいています。Rev.A, Rev.B ときて、とうとうRev.Cで意図した動作をしそうになってきましたので、基板のレイアウトをはっつけておこうと思います。
いなさまボードのスペックは、いなさまが書かれた記事にありますので、ここでは技術的な補足をしておこうと思います。
- このモジュール単体で動作するわけではなく、外部にマイコン等が必要
- 外部とのI/FはSPI
- モジュール内部には3つのSPIデバイス、AD7689(16bit ADC, 8ch 250KSPS) 2個とmicroSDがある
- SPIはSCK, MOSI, MISOが共通で、各デバイスは-CSで選択できるようになっている
- それぞれ-CSに連動するアクセスランプがついている
マイコンがないと動かないというのが不便に思われるかもしれませんが、もともとArduinoのシールド的なものとして企画されたこともあり、それは仕様になっています。実際、いなさま自身は、このモジュールの動作確認をArduinoでしています。将来的には外部にロガーをつける計画だそうです。僕のほうではTinyFeatherと繋がるよう改修をしていますが、それはまた今度の話ということで。
なお上記の内容、なぜいなさまではなく僕が書いているかというと、いなさまの仕事をぶんどった(笑)ためです。Rev.A, Rev.Bとアドバイス、もとい、お邪魔虫的なことをしていたのでずか、いつのまにか楽しくなってしまい、Rev.Cでは調子にのってmicroSDを足すなどの改修を僕がしてしまいました(笑)。
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