GPD Pocket 内蔵USBハブ基板
前回の記事でアートワークだけを紹介しましたが、あれは数か月前に発売された小型PC GPD Pocketを改造するための基板でした。動作確認がいちおう取れたので、続きの記事を書いてみようと思います。
上下が作ったもの(部品半田付け前、後)で、真ん中は元からのもので取り換えて使います。
こうやって装着します。
GPD Pocketには何か内蔵できそうなスペース(上の写真だと右下の部分)があり、お手軽に拡張できそうなものというとUSB機器となるのですが、残念ながら標準で余っているUSBポートがありません。一方、これまでの先駆者(Redditの記事や、雑技公房さん)により、メイン基板とサブ基板をつなぐフレキシブル基板からUSBの配線を取り出せることがわかっています。
そこで比較的綺麗に改造できるようにUSB High-speed対応ハブIC(Cypress CY7C65632)が載ったフレキシブル基板を作ってみました。4ポート分岐できるのですが、1ポートは元のサブ基板へ、残りの3ポートは奥まで引きずり出してあり、ここに(分解や半田付けは必要ですが)好きなUSB機器を接続できるようにしてあります。
改造前と改造後のデバイスマネージャの表示は以下の通りです。
もう少し工夫の余地がありそうな気がするのですが、そのうち回路図やアートワークを公開しようと思います。
※その後基板の情報を公開しました。
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いきなりのコメント申し訳ありません。
Posted by: まろまろ先輩 : January 3, 2020 08:23 PMこの記事で紹介されている基板を完成品の形で販売して頂くことは可能でしょうか?