GPD Pocketに増設したストレージの速度

前回の記事でGPD PocketにUSBハブ、MicroSDリーダ、MicroSDを改造で仕込んでみたことを書きましたが、速度を確認してみました。USB 2.0接続なので、遅いだろうなー、と予期していたのですが、やはり遅かった、という結果です。

計測条件ですが、MicroSDはSandisk SDSQUAR-128G-GN6MA (128GB Class 10 UHS-1)です。またCrystal Disk Mark 6.0.0 x64を使って、速度を測りました。

まずは内蔵の状態で。少し悲しい速度てす。

gpd_pocket_cdm_sandisk_microsd128gb.png

念のため、MicroSDに非がないことを確かめました。USB 3.0接続でのカードリーダ(Elecom MR3-K005)を使って測っみた結果です。早いです。

gpd_pocket_cdm_sandisk_microsd128gb_usb30_mr3-k005.png

ということで、USB 2.0のHigh speed(480Mbps)がどうやらネックになっている気がします。USB 3.0 Super speed(5Gbps)がある現在だと、やはり見劣りしてしまいますね。

参考に内蔵のディスクも測ってみました。早いです。

gpd_pocket_cdm_internal_ssd.png

さらにおまけでUSB 2.0接続のUSBフラッシュ Sandisk SDCZ33-064G-J57 (64GB)があったので、それも測ってみました。内蔵したMicroSDと同程度の(遅い)速度です。

gpd_pocket_cdm_sandisk_usbpen64gb.png

さらにおまけで、テスト時のデバイスマネージャです。ディスクがたくさん。

gpd_pocket_disks_device_mgr.png

ということで、増設した内蔵ストレージは速度を要求しないもの(実験データ等?)を保存する用途に使おうと思います。

February 12, 2018 23:24 fenrir が投稿 : 固定リンク | | このエントリーを含むはてなブックマーク

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