SH4基板 再び
なかなか時間がとれずにほったらかしにしてあったSH4基板ですが、前回の設計ではPLLの発振回路がたまに安定しないことがあるという問題点を抱えていたので、つくりなおすことにしました。
今回利用したのは以前紹介した中国系のPCBCartというところです。中国ということでかなり人柱的に挑んでみたのですが、目視ではそれなりの品質は達成できているようです。
また値段は激安で今回の名刺サイズ(55 x 91 mm)4層基板で送料込みで約200ドルでした。200ドルの内訳は初期費用が120ドルであとは1枚あたりの単価20ドルが4枚ということです。つまりリピート注文であれば以降1枚20ドルで作成できます。
Eagleのファイルを直接取り扱ってくれるのもいい点です。慣れればOlimex感覚で使えると思います。
これからぼちぼちと組み立ててデバックしてみようと思います。予定ではあと1~2回程度試作で完動品が得られると思います。
あと、PCBCartのほうは実績的にはまだOlimexに及ばないところがあるので、Olimexでは補いきれないならPCBCartを使う、という方針で今後はいこうかと考えています。
コメント
SH4基板、完成間近でしょうか。
すごい!
としか言いようがありません。がんばってください。
fenrirです。
>cronosさん
前回は黒だったのですが格好いいがパーツが見にくい(笑)という欠点があったので、今回は青で攻めてみました。
動いているのですか!是非写真とかあったら見てみたいです!
>odawaraさん
応援どうも。まだまだ道は険しそうですが、がんばってみます!
pcbcart見てきました。
ほほぅ、5色から選べるんですね。
赤は…某社のマザーのようでなんだかアレですが
青もかっこいいなぁ。
http://www.cronos.ne.jp/grp/cronos_7750R.jpg
これがうちの子です。
エリア0に32MのFlash
エリア1にFlash搭載サブボード (左下)
エリア3にSDRAM。32bit幅で64MBぶん。
エリア4にFPGA。Cycloneの1C3が裏に張り付いてます。
エリア5にCFスロットを付けてます。
FPGAは、CPUのGPIOからシリアルデータを出して
コンフィグする事を考え(他CPUで動作実績あり)ており
CPU周辺の低レベルな制御の辺りには使っていません。
電源・バッファ等々を載せたので、ちょっとサイズが
大きくなっちゃいましたが、バグは1カ所のみでした (苦笑
右下のフラットケーブルは、階下のJTAGコネクタへ繋がっています。
下には、smscの91C111が載ってます。 これはまだ動かしてないけど。
>cronosさん
バグがたった1ヶ所、凄いですね!! こっちもがんばらなくては、という気にさせられます。ソフトはLinuxかなんか載せられているのでしょうか? こっちはRedboot + Linuxでいこうかと考えています。
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新基板お疲れさまです。
青レジストですか。ちょっと新鮮ですねー。
こちらも、7750Rボードが完成しています。
QFPパッケの石を使って、240MHz動作。
バスクロックは、パッケージ的にオーバスペックですが
117MHzで行っています。
48時間の読み書きチェックにパスしたので、まぁ安定かなと。
初のキャッシュ付き組み込みCPUなので、キャッシュの有無での
Posted by: cronos : February 23, 2006 11:47 PM性能差に軽くショックを覚えています (^^;