とあるモノに組込むセンサ
前回の記事で紹介した細長い電池と関係するのですが、とあるモノに組込む為のセンサの基板を設計してみました。毎度同じみ、基板のレイアウトを掲載してみます。
表と裏。上下の耳を切り取ると大きさは240 x 1000 mil (6.1 x 25.4 mm)。
この幅約6mmの基板に、マイコン(Silicon Labratories C8051F921)とSPIメモリ(Microchip 25AA1024)、3軸加速度センサ(Freescale MMA7330)、照度センサ(Intersil ISL29101)が載っています。センサはアナログ電圧で情報を吐いてくるので、マイコン上にあるADコンバータで変換、SPIメモリに記録をします。SPIメモリからデータを回収するために、マイコンのUART 1チャンネルをアクセスしやすいようにしました。
余談ですが、この話はある方から受けたものです。当初話を受けた限りでは本当に設計する必要があるのか、未定な状況でした。ところが僕自身が方法を考えているうちにだんだん面白くなってしまい、設計までしてしまった次第です。ハマルっていうのはこういうことなんだなぁと。
※(2009/8/5 追記) 戴いたアドバイスを元にマック8の面白部品を活用して電池との固定方法を考えてみました。結果、ピン型の電池を固定するには、電池の正極となるピンはマック8のパイプソケット PR-0.9-8、負極となるケースはΦ5mmのステンレスパイプとバネ、ねじによって固定をしようと思います。それに伴い基板のデザインも一部変更しました。
さらに横長にしました。縦の長さは変わっていません。
左端中央のくぼみにパイプソケットを埋め込み、表裏面と半田付けします。一方ステンレスパイプは裏表側のパターンと半田付けをします。
※その後、以下のコメントの、と おる すがり さんのアドバイスどおり、コンスルーを使ってデバックしています。写真を掲載しました。
コメント
>と おる すがりさん
アドバイスありがとうございます。極性逆でした、危ない危ない。パイプに切れ込みを入れて挟み込むのはいいですね。通信コネクタ(これも高さがあると困るのです)は後でログを回収するときにだけ使うので、ソケット君+ジャンパでいいかなと考えています。
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最初に見たときは気づかなかったのですが、どこまでも細くストレートになんですね。
ハンダする面を代えれば極性は逆にできそうですが、下の写真から電池はケースが+では?
基板左端の両面に+極用のパッドを設けて、
http://www.eonet.ne.jp/~mebaru/led-1.html
のような、パイプに切り込みを入れて基板を挟めばパイプを構造部材として利用できませんか?
通信コネクタは、1.27mmコンスルー(mac8の回し者かも)が便利ですよ。
Posted by: と おる すがり : August 7, 2009 09:38 AM