March 02, 2005Subclipse
[Computer]
EclipseでとうとうCVSからSubversionを使わなければならない日がきてしまいました。 うちのサーバはApache 1.3系なのでWebDAどまり(Version管理がないのでWebDAVではないのです)だったので、いままでバージョン管理はひたすらCVS over SSHなのでした。 ところが仕事の関係でSubversionをとうとう導入することに。とりあえず、EclipseからSubversion上のリポジトリを読みにいけるようにと格闘していました。 で導入したのがEclipse用のSubversionプラグイン、Subclipse。そのままリポジトリ上のフォルダ移動ができたりと便利らしいのですが、残念ながら使えていません。原因はサーバの証明書が信頼できないという虚しい理由です。httpsのサーバの証明書において、サイト名と署名が食い違っているために認証エラー。他のSubversionツール(Cygwinのコマンドラインとか、TortoiseSVNとか)なら証明書を無条件に信頼するオプションがあってそれを選んで一発解決なのでしょうが、Subclipseでは生な部分が内側に隠れてしまっているので、治しようがありません。SubclipseのFAQにいたってはsvnのコマンドを直接叩いてくださいみたいなことが書いてあるのですが、WindowsではJNIでdllになっちゃっているのだから直接叩けないです。 このままではくやしいので中身を直接いじってやろうと思いJNIが絡んでいる部分をローカルで再構築してみようとコンパイルを試みるもエラーでとおりませんでした。疲れたのであきらめます。どなたかSubclipseにサーバの証明書を強制的に食わせる方法をご存知の方、教えてくださいm(_ _)m。結局今はCygwinを使っています。 March 03, 2005SH Tiny
で、SH/Tinyですが、通常のSHと何が違うかというと、パッケージが小さいです。それにともないピン数も減りました。SH/Tiny第一弾としてリリースされたSH7125はSH-2コア搭載(65MIPS@50Mhz)で64ピンLQFP(0.5mmピッチ)だそうです。通常のSH2が100ピンクラスであることを考えると、かなり小さいですね。 ピン数が少なくなったということでどうやら特定用途向けに絞った感じがあります。SH7125はモータ制御用でしょうか、3相PWMができ6ch(多機能)+2ch(コンペアマッチ)もタイマが内蔵されています。フラッシュROMやRAM、A/D変換もついているようなので、これでマイクロマウスを作るとおもしろいかもしれません。秋月あたりでキット売らないかなー。 March 05, 2005ハリネズミカメラ
[Photo]
このカメラ、LomoとかHolgaの親戚で、いわゆるトイカメラというやつです。名前はハリネズミカメラというそうで、スペックは110フィルム使用、シャッター1/100固定、F値11固定、巻き上げ機構とシャッターしかついていない超シンプルなカメラです。こういうスペックなので、撮るのは晴れた場所、1m以上離れてね、ということで制限がきついのですが、フィルムがないときは折りたたんで一辺3cm程度のブロック状になるというミニミニなカメラです。 まさか自分がトイカメラを持つことになるとは。スナップ写真ですらPentax LXをもちあるいているくらいなので、カメラは質実剛健、プラなんか論外(某観音ファンの方ごめんなさい)の僕ですが、いざ持たされてみるとおもしろい写真がとれそうな気がしてきたぞ、ということで近日中にこれで写真を撮りに行ってきたいと思います。どんな写真がとれるのかな。 March 07, 2005SH4基板
スペックは
このような基板が必要になった理由は、僕の研究テーマが小型UAV用GPS/INS複合航法だったからで、模型飛行機で慣性航法を実現するために行列演算をぶんまわさないといけない、ということでFPU付の小型高速演算装置が必要になったというわけです。ということで汎用的な作業をさせるつもりはあまりなく、特定のプログラムが高速で実行できればよいというスタンスです。 この基板自体は完成まであと一歩というところまできました。この基板がうまく動作した場合(シグナルインテグリティの問題とかあるので火入れをしてみないとわからないことが多いのです~)、次は拡張コネクタに接続できるようなFPGAを載せたライザ基板をつくる予定です。 興味がある方、またはアドバイス等ありましたらコメントかメールで足跡を残していってくださるとうれしいかぎりです。 続編、基板のアートワークが完成しました。 March 09, 2005Apple I Replica Creation
この本、現在のPCの先祖ともいえるApple Iというコンピュータを自作してしまおうぜ、それを通じてコンピュータの仕組みを実践的に把握してしまえ、というなかなか根性がすわったコンピュータ本です。 実際この本をぱらぱらと読んでみたところ、コンピュータ本というよりかは電子工作本のようでした。汎用ロジックゲート(ANDとかORとか)、ブール代数(あの0とか1が並んでいる奴です)、部品の実装方法(はんだごて使います)とか現代のPCを普通に使っている人には全く無縁の内容が盛りだくさんです。で、実際にApple Iのレプリカが作れるようになっています。プリント基板を作成するためのCADも収録されていました。 機会があったら自作をしてみようと思いますが、CPUの6502が手に入るのか少々疑問です。6502に関する情報は6502.orgにいろいろと提供されているようです。キットでまとめて入手しようと思っているのなら、日本代理店があるようです。 CPUが手に入らない場合はFPGAなどを使ってエミュレーションしてしまうというのもおもしろいかもしれません。恐らくほとんどの回路がFPGAの中に吸収されてしまうことでしょう。それを考えると当時、といっても30年前くらいですが、から今までの進歩というものは恐ろしいものだと思います。 March 11, 2005iPodとサザエさん
[Tips]
Truth Is No Wordsで知りました。サザエさんバージョン、iPodのCM。 March 15, 2005March 22, 2005画像認識
[Computer]
このごろは画像認識の仕事で忙しいです。実は未踏がらみだったりするのですが。 画像にあるとおり具体的には枠の認識をやっていました。アルゴリズム的には迷路探索法(正確にどのように呼ぶのかわからないですが、壁に手をつけてまわると迷路の連続壁が得られるという有名なアルゴリズム)で境界を抽出したあと、それに対してHough変換をして交点を求めています。 画像認識って面白いですね。ちょっとした工夫で結果がすごくよくなったり、またその逆もしかり。来年度の研究は画像認識で姿勢検出をやろうかともくろんでいたりします。 March 27, 2005March 29, 2005JTAG Download CableJTAGでパソコンとターゲットを接続するための基板を作ることにしました。せっかく作るからには治具である以上、長く使えるようにプリント基板にすることにしました。コストパフォーマンス重視でOLIMEXに基板は発注することにしました。 JTAG接続基板で回路図が公開されているのはFPGAの2大総本山であるAlteraとXilinxのケーブルです。今回は両方の図面を参考に、秋葉原で調達できる部品を使いつつ、ネット上の先駆者様の情報を適当に織り交ぜてみました。 で、できたのが以下の2種類です。EAGLE(フリーウェア版もあります)で作成した回路図、基板アートワークを公開します。
もしこの基板を作ってみたいのなら、基板アートワークはOLIMEXルールに従っていますので、上の基板アートワークのファイルをそのままOLIMEXに送れば同じ基板ができると思います。いちおう断っておきますが、動くとは思いますが自己責任でお願いします。 March 30, 2005GMail
[Computer]
今時メールボックスの容量が1GBなんていうのは珍しくもないかもしれませんが、Googleがやっている閉鎖系メールサービス(Betaバージョンで招待状がもらえないと使えないサービス)のGMailについて紹介したいと思います。 まず容量ですが1GBあります。いちおうメインのアドレス以外にHotmailをセカンダリとして使用しているのですが、そちらのほうも容量が250MBになってからは容量使い切れてません。そのことから考えるにおそらく1GBは使い切るのは無理だと思います。容量以外にはスパムフィルタの機能があります。転送サービスやRSS(Atom)配信の機能もあります。 これだけみると、なんだオーソドックスなフリーメールとかわらないじゃんということですが、そうです、変わりません。ただ一点を除いては。 Googleのコアなファンというのは実際相当数と思います。それがGoogleを支えているといっても過言ではないと思います。 なお、実は僕のところにGMailの招待券がいくつかあります。このブログを読んでくださっている方でGMailのアカウントが欲しいという方は足跡を残していってくだされば招待状をお送りします。その際には招待状の送り先アドレスとサイトの感想等一言よろしくお願いします。 March 31, 20053domain.hkが有料化DybamicDNSである3domain.hkが有料化するようです。お知らせメールがきました。年9.75ドルだとか。 サポートツールを作ってしまった僕としてはもういちいち3domain.hkから離れるのは面倒なので、それほど高い金額でもないし有料化しても使いつづけようと決心しました。 なお、ツールを作ったということで利用料金が免除されました。ラッキーです。 |
かれんだ~
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