January 01, 2007

謹賀新年2007

[Timely]

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

2007ny.gif

早いもので、このサイトも年号で5年目に突入したようです(2003年10月開始)。これも見ていただいている皆様のお陰です。今後ともよろしくお願いいたします。
せっかくなので過去の謹賀新年記事へのリンクを発掘してみました。配色が変わらないという突っ込みはなしでお願いします(笑)。

※ちなみにですが、例年どおり年賀状はこれから書きます…、ごめんなさいm(_ _)m

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January 07, 2007

USB JTAGとか

文章デスクワークのせいでなかなか進まない某DSP等ごちゃごちゃ基板(実は既に開発コード名がついています、後述)ですが、少し触る機会があったので、それに関する経過報告といったところです。

  • Silicon LaboratoriesのC8051F34X用USBリファレンスデザインのUSB-MSDが動きました。といっても純正バイナリをデバッカでダウンロードして動作確認しただけですが。
    実は他にもTimpyのちあきさんに戴いたsdcc用ソースをコンパイルしてダウンロードしてみたのですが、おそらくsdccのバグのせいで動きませんでした(バージョンは2.6.0 #4309 (Aug 22 2006) (CYGWIN))。sdccはスナップショットで2.6.3までバージョンがあがっているようなので要再検証です。でも自分の作ったものでSDが読み書きできると最高ですね。
  • パラレルポートでJTAGするのもあれなので、USB接続のいかしたJTAGケーブルがないか探してみました。本当はDSPエミュレータとCCSの正規版が欲しいのですが、予算の都合で今回は見送り、JTAGケーブル+自作フラッシュROMライタソフトで乗り切ろうと考えています。
    探した中では等がヒットしました。その中で一番上のを選びました。なんといっても安いし、-TRSTなどもでているし、FT2232はチップベンダのFTDIから純正でJTAGをいじるためのDLL(FTCJTAG)が提供されていたり、OpenOCD(ネットワークでJTAGを叩くミドルウェア)に対応というあたりが決め手になりました。それにしてもユーロ高いですorz
  • mouserから新しいカタログが送られてきました。液晶とRFあたりが毎度楽しみです。
  • 某DSP等ごちゃごちゃ基板に勝手に命名した開発コード名はSuper Sylphide(スーパーシルフィード)なのですが、シルク印刷が間違っています。Super Sylpheed。某メーラーの影響で間違えました。ちなみに元ネタは『雪風』です。従って次期バージョンは…

といったところです。あー文章作業からはやく解放されたいのですが、当分無理そうです…。

※その後、AmontecのJTAGkey-TinyをXilinx iMPACTから使えるようにしました

02:08 fenrir が投稿 : 固定リンク | | このエントリーを含むはてなブックマーク | コメント (10) | トラックバック
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January 14, 2007

Super Sylphide 進捗状況(1)

とりあえず文章作業の合間をぬって進めています、Super Sylphide。サイトを更新しないのもあまりにもあれなんで、今回はその進捗状況をお伝えしようと思います。

sylphid_20070114.jpg
とりあえず写真を。

とにかく、USBのみで開発できるのが非常に便利です。USBケーブルは2本繋がっていて、1本はSilicon Laboratories純正のICD(手前に見える白いボックス)経由で繋がっています。もう1本は本体に直結で、電源供給担当と本体をMSD(マスストレージデバイス)としてPCに認識させる用です。伝統(!?)のLEDデバック(ちかちかさせて動作を確認)も併用しており、今回は4つもLEDがあるので非常に重宝しています。

とりあえず終わったのがMSDとGPS関連です。MSDでは、前回うまくいかないといっていたsdcc 2.6.3 #4534 (1/5/2007)で、確実にPCに認識されるなりました。原因ははっきりしないのですが、コードを解読して、使わない部分を排除したり、シリアルを割込み対応にしてリングバッファを噛ませたりと、効率化を図ったのがよかったのかもしれません。

あと、開発環境を作る際にデバックケーブルを作ったのですが、少し工夫をしました。上の写真で本体に繋がっている白いケーブルがデバックケーブルなのですが、それの端の部分にラベルをつけてみました。

sylphid_debug_cable.JPG
クリックすると拡大します

以前はマジックで直接書いていたのですが、それだと字がうまく掛けない上に、消えてしまうことがあったので、今回のは画期的だと自画自賛してます(笑)。方法はテプラでシールを印刷し、それをケーブルに貼り付けた後、透明な熱収縮チューブで保護しています。熱収縮はスミチューブ西川で買いました。

次はADC周りですね。それが終わったらSDへのログ取り、およびDSPとの通信に使うプロトコルのフォーマット決めの予定です。

※その後、ログがとれるようになりました。『Super Sylphide 進捗状況(2) -- sdcc Maniacs』をどうぞ。

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January 21, 2007

パプリカ

先週、時間を見繕って映画を一本見てきました。公開されてから結構日がたってしまっていますが、筒井康隆原作、今敏監督の『パプリカ』です。今回の記事はそれについての短信を。

話の内容はともかくとして(あれは映画だけみてもわかるわけがないと思います)、とにかく色の使い方が冴えています。本作品は『今まで映像化不可能といわれてきた作品をついに映像化』のようなキャッチコピーでしたが、原作との対比で評価するのとは別次元の価値があるのではないかと思わせられました。確かに原作のトンでも感を出しながら映像化を行うというのは困難を極めた作業だと思いますが、それ以上に配色にこだわりを感じました。
印象に残った場面は、極彩色の異物によるパレード。怪しさを際立たせていました。そして、ラストシーンの灰色1色の暗闇から、色がある現実への回帰。大団円に相応しい演出でした。今、手元にはパンフレットがあるのですが、どの画像も綺麗な配色で飾られています。

声優は安定している布陣でしたね。あんまり詳しくはないのですが、林原めぐみ(綾波レイな感じ)とか山寺宏一(トグサくん)とか。江守徹も悪役でいい味だしていました。

テーマ曲『白虎野の娘』も原作のスクラップさ(褒め言葉です)に負けず劣らず、怪しげな雰囲気をかもし出していて良い感じでした。この曲を聴きながら、プログラムや論文を書くと効果が絶大だと思います。ちなみに『白虎野の娘』は曲を担当している平沢進氏の好意で無料にて提供されています。暇な方は聞いてみてください。

最後にちょっとしたことを。原作でも映画でもそうですが、バーのマスターが過去訳ありの人という設定が(あまりにも自分的にベタすぎて)僕は大好きです。しかも映画版では声を、原作者と監督、つまり筒井康隆と今敏が担当していましたさ(笑)。

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January 30, 2007

蔵王2007

先日スキーに行って気分転換をはかってきました。全国的に雪が少ないようですが、さすがは蔵王、樹氷がちゃんとありました。

zao2007.JPG

昨年自前スキーを購入したのですが、それ以後はスキーが楽しくって仕方がありません。自分の道具っていうのはやっぱりいいものですね。

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