August 02, 2005

{ 病は気から }^{-1}

[Tips]

TeXの打ちすぎで頭がオカシクナッタので、栄養ドリンクなんぞを飲んでみました。野口さんがくそ暑い宇宙でがんばっている中、自分も負けているわけにはいきません。

ということで、イチロー選手も絶賛?のユンケルシリーズに手を出してみることにしました。選んだのは一番スタンダードだと思われるユンケル黄帝液。味は薬品ぽく、非常に効き目があったようなきがします。実際飲んでから少しするとかすんでいた目がみえるようになってきました。
『病は気から』の逆ではないですが、効いた気がするというのが非常に重要でないかと思います。実際製品の広告ページには、ドリンク剤を飲んでいる実感がほしい方にもオススメだそうなので、これに該当している可能性大です。

使いすぎるとだんだん効力が弱くなった気がしてきて、より強いシリーズに手をださせようという戦略なのでしょうが、それにはまりたくないので、使うのは控えめにしたいと思います。それにしてもよく効くなぁ。

00:57 fenrir が投稿 : 固定リンク | | このエントリーを含むはてなブックマーク | コメント (2) | トラックバック
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August 05, 2005

MacOSXでPPPoEマルチセッション (ルータ不要)

MacOSXで光ファイバーやADSLでプロードバンドルータなどをかまさずに直接インターネットに接続されている方はどれくらいいるのでしょうか?僕もその一人です。

今回はそのMacOSXから複数のISP(インターネットプロバイダ)に同時にリンクを張る、いわゆるPPPoEマルチセッションの方法を試してみました。
実はMacOSXからGUIの操作をしているだけではマルチセッションにはならないため、プロバイダが異なる場合(例えばISPとフレッツ・スクウェアの組み合わせなど)はいちいちFinderから『場所』をかえて再接続するという手続きが必要でした。これは面倒だと思いませんか?
加えて、Windowsでは多くの場合マルチセッション対応の接続ツールが提供されているため、こんな不便な思いはすることはないでしょう。これは差別だっ、ということでチャレンジしてみました。

結果からいうとできました。MacOSX自体、FreeBSDなところが結構あるので、その方法に従ってやっていけばうまくいきます。今回は例としてISPとフレッツ・スクウェアの例で試してみたいと思います。
方針としては

  1. ISPに接続した状態でpppdを使ってフレッツ・スクウェアに接続できることを確認する
  2. フレッツ・スクウェア側に流れて欲しいパケットが正しく流れるようrouteコマンドを使ってルーティングテーブルを設定する
  3. namedを用いてフレッツ・スクウェア側の名前解決を行えるようにする(DNSを自分で立てず、/etc/hostsを編集することによっても解決可能だが自分で立てたほうが楽)
このような順で薦めたいと思います。

方法(自己責任でお願いします)は続きをどうぞ。

続きを読む "MacOSXでPPPoEマルチセッション (ルータ不要)"
23:59 fenrir が投稿 : 固定リンク | | このエントリーを含むはてなブックマーク | コメント (0) | トラックバック
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August 09, 2005

STS-114 無事帰還!!

スペースシャトル ディスカバリー無事帰還しました。成功してくれて嬉しい限りです。

STS114_touchdown.jpg
エドワード空軍基地22滑走路に降りた瞬間を赤外線カメラで捕らえたもの(© NASA)。夜間着陸。

今日は有楽町のJAXA iに張っていたのですが、JAXA iが開いている20時までの2回の着陸機会がNo Goになってしまったので、結局自宅に帰ってきて見ることになりました。JAXAのおねーさんの話によるとあともう1日分は食料や燃料があるとのことでしたが、結局本日3度目の着陸機会で降ろすことになりました。

着陸して停止した後、クルー全員の名前が呼ばれるあたりが感動的でした。本当に無事でなによりです。

21:31 fenrir が投稿 : 固定リンク | | このエントリーを含むはてなブックマーク | コメント (0) | トラックバック
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August 12, 2005

衝撃画像

このあいだ無事に地球に帰還したスペースシャトル ディスカバリーですが、24時間の延期に加え、2回の着陸延期を経てようやくエドワーズ空軍基地に着陸しました。聞くところによるとできるかぎり着陸を延期して、なんとかしてケネディ宇宙センターのほうに降ろしたかったという話もあります。理由はこの衝撃画像をみれば理解できるかと。

Shuttle_Carrier.jpg
親子飛行?(写真は© NASA)

スペースシャトルのねぐらはケネディ宇宙センターですから、降りてしまったエドワーズ空軍基地から何らかの方法でケネディ宇宙センターに運ばなければなりません。ということでジャンボジェット(747の短胴機)にくっつけて輸送します、って豪快すぎる。Airbusで航空機の胴体等の輸送に使っているベルーガよりも大胆ですね。
詳しい説明はwikipedia『シャトル輸送機』をどうぞ。動画もありますよ、衝撃です。

00:25 fenrir が投稿 : 固定リンク | | このエントリーを含むはてなブックマーク | コメント (4) | トラックバック
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August 19, 2005

CppTest

ライブラリを拡張する都合があってC++を書いています。そろそろコードのテストをしなければならなくなったので、CppTestというテストツールを使ってみることにしました。

C++のテストツールというとCppUnitというのが有名なよう(Cygwinのportにもあった)ですが、CppTestの方がシンプルそうだったので、こちらを使ってみることにしました。結局のところテストツールなのであまりかわらないと思いますが。

CppTestの導入ですが、ダウンロードしてコンパイル、インストールします。使い方については、他のテストツールとほとんど同じでテストをまとめるTestSuiteを作ってそれにテストを加えていくという方式をとります。テスト結果の出力はコンソール、HTMLから選べます。

最後にチュートリアル(英語)の要旨を日本語になおしておきます(続きをどうぞ)。

続きを読む "CppTest"
18:05 fenrir が投稿 : 固定リンク | | このエントリーを含むはてなブックマーク | コメント (2) | トラックバック
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August 22, 2005

2005 聖岳より富士山

2005fuji_hijiri.jpg

先週、聖岳・赤石岳に登ってきました。詳細は追って書きますが、そのときの写真です。奥聖より富士山を捉えました。
Rollei SL66SE + Distagon 50mm で撮影、Velvia 100F。

23:59 fenrir が投稿 : 固定リンク | | このエントリーを含むはてなブックマーク | コメント (2) | トラックバック
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August 25, 2005

2005 聖岳・赤石岳

2005hijiri.jpg
前聖より聖岳。

2005akaishi.jpg
富士見平より赤石岳。

先週に南アルプスの聖岳・赤石岳に3泊4日でいってきました。天気は毎日雨が降りそうになるも、行動時間中はなんとか晴天という、とてもラッキーな天気でした。コースは畑薙第一ダム~聖岳登山口~聖平小屋(1泊目)~聖岳~兎岳~中森丸山~百間洞山ノ家(2泊目)~百間平~赤石岳~富士見平~赤石小屋(3泊目)~椹島ロッジ~畑薙第一ダムの周遊コース。百間平がお気に入りの地形になりました。あとキノコや高山植物が目白押しでした。

南アルプスは北アルプスと違って人があまりいないというのが魅力だと思います。その分交通が面倒だったりもしますが、それに見合うだけの価値はありました。

17:46 fenrir が投稿 : 固定リンク | | このエントリーを含むはてなブックマーク | コメント (0) | トラックバック
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August 30, 2005

継承とコピーコンストラクタ

C++の話です。C++には通常のコンストラクタのほかに、コピーコンストラクタというコピーをつくるためのコンストラクタがあります。
コピーコンストラクタは以下のように使います。

class SomeClass{
    public:
        SomeClass(const SomeClass &some){/* コピー処理ほげ */;}
};

SomeClass some1();
SomeClass some2(some1); //some2はsome1のなんらかのコピー

継承が絡んでくるとどうでしょうか。

class BaseClass{
    public:
        BaseClass(const BaseClass &base){}
};
class SubClass : public BaseClass{
    public:
        SubClass(const SubClass &sub) : BaseClass(sub){}
};

BaseClass base1();
SubClass sub1();

BaseClass base2(base1);    // 当然OK
SubClass sub2(sub1);    // こっちも
BaseClass base3(sub1);    // あたりまえだけどbase3はBaseClassのインスタンスなのでsub1の複製ではない…


例の最後が気になります。文法上は勿論正しいことなのですが、使い勝手としてはbase3がsub1のコピーとして振舞ってくれることを期待したくなることもあります。例えば数値計算をするときに主役として登場する行列には、スーパークラスの行列に対して、転置行列や部分行列といったサブクラスが存在することになりますが、コピーコンストラクタで行列(転置行列)とやったときに転置行列のコピーが返って来て欲しいと思いませんか?むしろ返ってこないと、いちいちコピーに転置行列(転置行列)とか書かなければならなくなって、わけのわからないことになってしまうと思います。

解決方法を考えてみました。続きをどうぞ。

続きを読む "継承とコピーコンストラクタ"
23:50 fenrir が投稿 : 固定リンク | | このエントリーを含むはてなブックマーク | コメント (0) | トラックバック
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