November 25, 2003Airbus Beluga今回はエアバスの変わり者飛行機、Beluga(ベルーガ)の紹介。この飛行機を紹介するに至った理由は、研究室で今日借用したコップにベルーガの絵が書いてあったから、ただそれだけ。 名前の由来となったベルーガは海の生物でイルカの仲間だったと思います。どう、コップのベルーガと飛行機、そっくりでしょう??何、これが飛行機に見えないって??僕もはじめこんな飛行機が存在するとは思ってもいませんでした。しかし実際にあるのです。 この飛行機はエアバスによって開発されたもので、用途は輸送機です。生き物のベルーガの頭にあたる部分、つまりコクピックの上の部分がすべて荷物室になっているので、非常に大型の荷物を運ぶことが出来ます。航空機年鑑によると、エアバスの工場がヨーロッパの各地に分散しているため、各地の工場で作られたパーツを運ぶのにこの飛行機を使っているらしいです。また商用では宇宙分野の製品、例えば人工衛星などを発射場へ輸送する(通常、ロケットと人工衛星は別々の工場で作られ、発射台で初めて人工衛星がロケットの先端にとりつけられます)ことなどを考えているようです。なお、この貨物室はコクピットの上の部分がかばっと上に持ち上がり、そこから荷物の出し入れを行うことができます。 空力特性とか大丈夫なんでしょうか??そもそも飛べるのでしょうか??実際に飛んでいるところを見てみたい一機です。
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