Google SketchUpでケース作り
猫カメラをまじめに展示しようという計画が進んでいるのですが、その一環としてケースをつくることにしました。どのような工程を踏むかは色々と思案中ですが、いずれにせよ図面の作成は避けて通れないので書くことにしました。作業風景のスクリーンショットを紹介します。
使ったソフトはGoogle SketchUpというGoogle先生が無償で配布している3D CADです。有料版もありますが、僕にとってはデータのインポートエクスポートに制限があることに多少の不便を感じながらも、無料版で十分な作業をこなせています。不便を感じたデータのインポートエクスポートについても、例えば謹製のDXFのインポートプラグインや、検索ででてきたDXF出力プラグイン(断面をだせるのが便利)を入れてあげることで事足りました。しかもプラグインはRubyで書けるようなので、必要に迫られたら試してみたいと思います。
操作性については、どちらかというと癖がある方だと思いますが、数時間の練習で凡その操作を身につけられました。操作のビデオチュートリアルがあるのも助けになります。特に多くの3Dソフトで存在する、くり貫きといったブーリアン演算が標準で用意されていないことに僕は戸惑いましたが、ほとんどの作業はプッシュ/プルを中心に行うとできてしまいます(例えば擬似ブーリアン)。
※その後、とりあえず図面が完成しました。
四角いケースで蓋とその他に分離するような構造にしました。機械強度は気にしていません(笑)。図面も公開してみます。
※その後、3Dプリンタで印刷(笑)してきました。
コメント
>kentaさん
情報ありがとうございます。NCにも挑戦したいのですが、残念ながら身近にすぐに使える工作機械がないので、今回は別のアプローチをとろうと考えています。個人用NCいいですねー!!
はじめまして。こだいらと申します。いつもチェックさせて頂いております。
SketchUpに基板CADデータを読み込むプラグイン作りました。
http://yatsugatake.org/kodaira/?p=733
かつてのエントリ
https://fenrir.naruoka.org/archives/000493.html
の基板データをサンプルに使わせて頂きました。
事後連絡でスミマセン。
>こだいらさん
いつも読んでくださってありがとうございます。なるほど面白いスクリプトですね。基板の大きさがSketchUpで確認できるのは、ネジ穴の位置決めなどにとても重宝しそうですね。機会があったら使ってみたいと思います。
これからもよろしくお願いします!
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画像のような2次元ポケット加工ならば、
NCVCというフリーのCAMソフトが結構よいですよ。
舞鶴高専の先生が作ってるので、日本語ですし。
あとは、ステッピングモーターとMach2
Posted by: kenta : April 18, 2010 03:38 PMというフリーのコントローラーソフトと
プロクソンのリューターで個人用NCとしています。