June 15, 2006機体搭載基板室内で飛行する模型飛行機を自律飛行させる件ですが、地上側はプロポをPCからコントロールできるようになったり、と準備が着々と進んでいるので、機体側の開発に移行しています。 機体側には壁や地面などの障害物までの距離を測定するための超音波センサと、重力方向をみることによって姿勢を把握するための加速度計を搭載します。また、それらの情報をもとに誘導ならびに制御を行うためのマイコンを搭載します。 詳細は続きをどうぞ。 まず構成部品の詳細ですが、あまり特殊な部品で構成すると、色々と時間がかかってしまうため、調達が簡単な部品で構成することにしました。本来ならば、機体に搭載するということで、できるだけ軽い部品で構成したかったのですが、プロジェクト期限が最大でも7月いっぱいと時間がないので妥協しました。 超音波センサは発振回路などの周辺回路が必要なので、PIC16F628Aを使用してモジュール化することにしました。手配線でも良いのですが、配線が面倒、また重量を多少でも軽くしたいので基板をおこしました。発振回路自体は2005年10月のトラ技に掲載されていたものと同じですが、モジュール単体として出来るだけ取り回しがし易いよう、PICのTX/RX/INT端子で外部と通信できるようにしました。
また、加速度計はH8/3694Fに内蔵されているA/D変換を利用して量子化を行い、誘導・制御に利用します。従って加速度計は、マイコン基板のマザーボードを作り、そこに搭載するようにしました。このマザーボードは今回の制御の中心部となる部分で、他の部品との接続を担当します。例えば、基板の左側は、下が無線の受信機と、上がサーボやスピコン(モータの制御モジュール、スピードコントローラ)と接続します。
基板は例によってOlimexに発注しました。できあがるのが楽しみです。現在H8/3694Fのコーディングを開始しました。 ※その後、基板が届きました。 コメント
始めまして、UNA3です。 UNA3さん、こんにちは。 質問の件ですが、同じことをしようと考えている方に少しでもお役に立てたらと思い、いろいろと公開していますので、どうぞ自由にご利用ください。もしライセンス等を厳密に気にされているようでしたら、右の『サイト内著作物のライセンス』を参考にしてください。 EAGLEをダウンロードして回路図見ることができました。 私の回路は「たのしくできるPIC電子工作」を参考にました。 質問ばかりで申しわけありません。 Posted by: UNA3 : July 1, 2006 08:22 AM>UNA3さん 小さくしたいのなら全て表面実装部品を使って両面実装すれば、もの凄く小さくなります。今回作った基板は組み立てる人に配慮してこの大きさになったのですが、同じ構成でも極限までねばれば20x20[mm]以下になると思います。 Posted by: fenrir : July 1, 2006 12:28 PMコメントする
|
スポンサード リンク
|