January 19, 2011

AR.Drone バッテリ作成

AR.Droneを色々と解析して遊んでいる(例えば、モータ)のですが、その過程でバッテリの買い増しを行いました。純正バッテリを使わないと危険、ということは重々承知していますが、別のラジコン用バッテリをAR.Droneに繋がるようにあえてしてみました。なおここに書いてあることを真似される方はいないとは思いますが、もし真似されて事故がおきてもご自身の責任となることを断っておきます。加えて言いますと、ここで扱うバッテリはLiPo(リチウムポリマ)という種類で、とてつもなく危険(取り扱いを間違えると火災が発生することもある)であることを述べておきます。

ar.drone_battery.jpg
純正(下)と移植品(上)、そして変換アダプタ

移植したのはHobbyKingで買ったZIPPY Flightmaxの LiPo 3セル 1300mAhです。大きさを比べてもわかるとおり、純正と変わらない大きさです。容量は、純正の1000mAhから1300mAhに増えました(公称値がどこまで正確かはわからないので、ぬか喜びかもしれません)。また重さについても純正105gに対し、移植品118g(コネクタ取替え前)なのでさほど変わっていません。

この移植したバッテリですが、残念ながら放電用コネクタ XT60がAR.Droneと適合しないので、そのコネクタを取替えました。AR.Droneのバッテリで使われているのはJST ELシリーズのコネクタで、バッテリ側がELR-02VF(オスピン)、AR.Drone側がELP-02V(メスソケット)です。従って放電用コネクタをELR-02VFにすればよいのですが、秋葉原で探した限りではまったく同じものが見つかりませんでした。かわりに西川ネジの2階に、抜き取り用タブがついた同ELシリーズのコネクタELR-02Vがありましたので、そのコネクタ、および適合ピンを買って交換しました。なお、交換の際は注意が必要です。横着して赤と黒、同時にニッパーで線を切断すると、短絡しておしまいです。火が飛び散るかもしれません。慎重に1本ずつやる必要があります。

さらに、余ったコードでXT60とJST ELの変換アダプタを作ってみました。これでAR.Drone用のバッテリを他のラジコンにも流用することができます。また充電の際にも便利です。

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