October 07, 2008ChumbyでFTDI小さい目覚ましLinuxコンピュータ時計のChumbyで、FTDIのUSBシリアル変換チップ、例えばFT232RLを認識させて、Flashからコントロールしようと考えているのですが、方向性が見えてきたので一旦まとめ記事を作っておきたいと思います。 調べてみると先人によって実験がされていることがわかりました。例えばISHさんのChumby目覚ましリモコン化という記事が大変参考になります。要約を書いておきますと、手順としては以下ののことをされていました。
ポイントとしては、Chumbyに載っているフラッシュプレーヤのソースが公開されていないため、フラッシュからハードを叩く方法がわからないことだと思います。これはChumbyに載っているフラッシュがAdobeとの共同開発で、ライセンスに縛りがあるためのものだそうです。そこでcgiを作成することによって、フラッシュからハードへのブリッジをしているというわけです。 最近の事情(SW 1.6.0/FW 773)ですと、上記のリンクで手作りをしているドライバ(ftdi_sio.ko)が標準でついてくるようになりました。/drivers/ftdi_sio.koというのがそれで、insmodをすることによってFTDIのチップを認識するようになります。とりあえずの動作確認はinsmodをしたときにエラー表示がでないこと、lsmodでftdi_sioが表示されること、FTDIチップをUSBにつないだあと/dev/ttyUSB0が現れることで行いました。 以上述べてきた作業、cgiを入れ込んだり、FTDIドライバを有効にする作業は、Linuxなどに長けている人ならば別に抵抗なくできるでしょうが、ChumbyとFTDIを使って何かをしてくれるだろう人、極端に言うならばArduinoやGainer、XBeeを使って何かしようとしているアーティストの方、にとってはかなり酷な作業かと思います。そこで自動化できないか検討してみようと考えていますが、どうやらUSBメモリスティックにちょっとした細工をすることによって可能になると思います。具体的には、ファイルが存在すれば起動時にカスタムな処理を行ってくれるUSB上のdebugchumbyというスクリプトを(ごにょごにょ)する予定です。 ※Cygwin上でChumbyの開発環境をつくりました。 コメント
>フラッシュからハードを叩く方法がわからない >あおきさん 仰るとおりシェルをたたくためのものじゃないです。 コメントする
|
スポンサード リンク
|