July 22, 2008Super Sylphide 進捗状況(20) -- カメラモジュール基板の企画オートパイロットシステム Super Sylphideですが、ブルガリアの格安基板会社Olimexが長期の夏休みに入ってしまう(8月は丸々休み)ということもあり、最近は色々な基板を設計していました。その中で先日sparkfunより入手した最大SXGA対応(1.3M Pixel)のカメラモジュール『TCM8240MD』(東芝製)も実験してみようという気になり、ここ数日はその設計を行っていました。 結果から言ってしまうと、このモジュールはマイコンに直結して気軽に遊べるほど生易しいモノではないことがわかりました。データがかなりのハイレート(4M~20MHz、8bitバス)でモジュールから垂れ流れてくるので、それを頑張って記録しなければならないようです。供給クロックをとめてデータの垂れ流しを一時停止してしまうという荒業もあるようですが、フレームバッファIC(いわゆるFIFO)を用意するというのが、sparkfunのuser forumでは正攻法と見られているようでした。 フレームバッファを探してみましたが、さすがにSXGAのデータ量を処理してくれるものは入手困難なようでした。デュアルポートSRAM等も検討してみたのですが、容量が全然小さいです。仕方がないので、力技でCPLD+SDRAMでフレームバッファをこさえてみることにしました。SRAMではなくSDRAMにしたのは安かったからです。CPLDのHDLはあとから如何様にもできるはずなので、まずは基板を設計し終えることにしました。出来上がったのはこんな感じです。残念ながらOlimexでは製造できない(0.3mmドリルが必要です)のですが、サイズはかなりがんばりました。 機能的にも詰め込みすぎて、動作するかどうかは少々疑わしいフシがあります。特長を箇条書きすると以下のとおりです。
果たして動くのでしょうか。動けば飛行機に搭載できること間違い無しなのですが、小さくしすぎたことがアダとならないことを祈るばかりです。暇を見つけつつ弄っていきたいと思います。 ※実装が完了しました。電源電圧は正常に出ているようです。 コメント
うらやましい!僕も一度やってみたかったんです。 >odawaraさん なるほど。ずっとSDRAMに書き続けて、トリガで撮影を止める方法ですね。それだと高解像度のメリットが大きいですねぇ。 >odawaraさん コメントする
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