vs ナウシカ型の飛行機
今日、製図の授業があったんですが、課題のチェックだけだったので30分もかからないうちに終了。その後、製図のT先生と会話をしました。で、話題は『航空機をもっと手ごろに』。
T先生いわく、俺は一家に一台普及させるような機体をつくるのに挑戦したい、とのことだったので、どんな構想があるんですか?、と聞いたところ、絵を書いてくれました。が、なんと空飛ぶおむすび。想像してみてください、上から見て三角形のおむすび型で、その各頂点方向に3つのファンが配置されていて、中央にコクピット。
はっきりいって『ダサっ』と思いましたが、その後理由を聞いて納得。僕は対抗して『ナウシカがのっているやつみたいなのがいい』と主張したのですが、『乗っている人が高い確率で死ぬから駄目だろう』とのこと。要は、一家に一台普及させるようなものに事故が付きまとっていては、しかも航空機の場合は落ちたらほぼ確実に死ぬから、もっと駄目なわけです。そこで形や飛ぶ格好がダサくても、普及を狙うなら宙に浮く自動車ぐらいの感覚のものでないと、という考察の結果だそうで。
ナウシカ型といえば、グライダーがありますが、あれって相当事故がおきやすいそうです。バランスをとるのに相当な熟練が必要だとか。しかもモーメント的な安定範囲が狭いので、手のひらに棒を立てつづけるのと同じくらい難しいそうです。だから、グライダーはスポーツの領域をでない。ナウシカ型の機体は現在の技術でもできるらしいですが、それを扱うには熟練が相当必要でしょう。
一家に一台構想は是非やってみたいテーマです。でも、みんなが思っているのとは相当違うコンセプトで攻めないとうまくいかないんだろうなぁ。
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