January 10, 2015Super Sylphide 進捗状況(81) -- ちょっとすごいロガー2 (NinjaScan Light2)あらちょっとすごいロガー(NinjaScan-Slim2)を先行して開発していますが、その成果を、ちょっとすごいロガー(NinjaScan-Light)にも適用することにしました。ちょっとすごいロガー2(NinjaScan-Light2)という名称にします。 といってもマイナーチェンジです。これまでの慣性センサ(Invensense MPU-6000)と地磁気センサ(Freescale MAG3110)の組み合わせを、全てが集約されたInvensense MPU-9250のワンチップへ置き換えました。上図IC2がMPU-9250です。おかげで半田付けの工数が減らせました。 ファームウェアもあわせて変更しています。ソースの大部分は共通なので、Makefileを工夫することでLight(Makefile)とLight2(Makefile)、両方のバージョンを生成できるようにしました。 詳細は全情報を公開しているgithubの ninja-scan-lightプロジェクトページをご覧ください。 ※次の進捗は、あらちょっとすごいロガーのRev.B実装です。 January 20, 2015Super Sylphide 進捗状況(82) -- あらちょっとすごいロガー (NinjaScan Slim2) Rev.B 実装先日記事にしました、あらちょっとすごいロガー (NinjaScan Slim2) Rev.Bを実装してみました。例によって写真を貼っておきます。 GPSバックアップバッテリのMS412FE-FL26が斜めってついていますが、これは仕様です(笑)。スペースがないので、かなり強引に載せています。バックアップバッテリがどの程度の時間動くのか、今後実際に評価してみたいと思っています。 ※次の進捗で、バックアップバッテリの評価を行いました。 January 30, 2015Super Sylphide 進捗状況(83) -- MS412FE-26FL 充放電特性あらちょっとすごいロガー(NinjaScan-Slim2)にはGPS受信機MAX-M8QのバックアップバッテリとしてMS412FE-FL26が載っていますが、それを基板上で充放電した際の特性をとってみました。 前提としてMS412FEの周辺回路を下図に示します。逆流防止ダイオードと、電流制限抵抗がある単純なものです。電流制限抵抗は仕様(PDF, p17)から、3.1Vの充電電圧で1600 Ohm以上の制限があるので2K Ohmを選びました。 計測環境はこんな感じです。PC773という、オプションのケーブルやソフトを使ってPCにつなげることが可能なマルチメータでログをとりました。MS412FEからリードを伸ばして、直接電圧を計測しました。 結果として、下図の電圧の時系列グラフがとれました。 4.5時間程度で充電を終了し、その後、24時間程度に達するまで放電を続けています。MAX-M8Qの仕様によると、バックアップ電源の電圧は1.4-3.6Vで、またMS412FEは2.0V程度まで放電できるとのことなので、24時間たった時点でも放電が続いていると思われます。結果、MAX-M8Qを約20時間程度バックアップすることが可能であると結論づけられます。 ※次の進捗記事は、ちょっとすごいロガーに関連したTravis-CIとsdccの話を書きました。 |
かれんだ~
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