January 30, 2015Super Sylphide 進捗状況(83) -- MS412FE-26FL 充放電特性あらちょっとすごいロガー(NinjaScan-Slim2)にはGPS受信機MAX-M8QのバックアップバッテリとしてMS412FE-FL26が載っていますが、それを基板上で充放電した際の特性をとってみました。 前提としてMS412FEの周辺回路を下図に示します。逆流防止ダイオードと、電流制限抵抗がある単純なものです。電流制限抵抗は仕様(PDF, p17)から、3.1Vの充電電圧で1600 Ohm以上の制限があるので2K Ohmを選びました。 計測環境はこんな感じです。PC773という、オプションのケーブルやソフトを使ってPCにつなげることが可能なマルチメータでログをとりました。MS412FEからリードを伸ばして、直接電圧を計測しました。 結果として、下図の電圧の時系列グラフがとれました。 4.5時間程度で充電を終了し、その後、24時間程度に達するまで放電を続けています。MAX-M8Qの仕様によると、バックアップ電源の電圧は1.4-3.6Vで、またMS412FEは2.0V程度まで放電できるとのことなので、24時間たった時点でも放電が続いていると思われます。結果、MAX-M8Qを約20時間程度バックアップすることが可能であると結論づけられます。 ※次の進捗記事は、ちょっとすごいロガーに関連したTravis-CIとsdccの話を書きました。 コメント
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