February 02, 2013

NV08C-MCM 変換基板

最近GPS受信機の中で使ってみたいと思っているのが、NVS社のNV08Cという製品です。なんでも米国 GPSだけでなく、ロシア GLONASS、欧州 GALILEO、中国 COMPASSを受信し、SBASにも対応していて、かつ搬送波位相などの生データがとれるとのこと。しかも用途的に近いu-bloxの受信機LEA-6T等と比較しても、安価にレオコム等で入手することができます。@HirakuTOIDA 氏のところで評価が行われているのも、使ってみたい欲に火をつけられました(笑)。

ところが、僕のもとにはu-bloxのGPS受信機で設計したものがたくさんあり、NV08Cの導入によって過去の基板をはじめとした資産が生かせなくなるのを避けたいと思いました。そこでNV08Cをu-bloxのLEA型にピン変換する基板をつくることにしました。

NV08Cには、BGAパッケージのNV08C-MCMと、モジュールタイプのNV08C-CSMがあります。半田付けが容易なモジュールタイプを使いたいところですが、LEAのサイズに納めにくかったので、BGAを使うことにしました。設計した基板は下のようなものです。

gps_converter_brd.png
表(左)と裏(右)

使いやすいように、NV08C-MCMで要求される周辺部品、特にリセットIC(IC1)やSPIROM(IC2)を載せることにしました。@HirakuTOIDA 氏からSPIROMがないとファームウェアの書き換えに対応できない、という話を事前に聞いていたので、SPIROMはとても重要です。基板の左右は切るなりやするなりで、基板側面がパッドになるようにしようと考えています。基板の製造は中国の業者さんを考えていますが、そろそろ春節で工場がストップしてしまうので、完成はかなり先になりそうですが、今から楽しみです。

BGAは…、FR-803の出番ですね(笑)。ステンシルをどうしようか考え中です。

※その後、この変換基板をTinyFeatherに載せてみようとしています。

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February 13, 2013

Super Sylphide 進捗状況(57) -- すごいロガー(NinjaScan) と ST-Link/V2

すごいロガー(NinjaScan)の開発を微速ながら進めています。NinjaScanにはSTM32F405が搭載されていますが、開発環境の構築にあたってPCとの接続は純正STMicroelectronicsのST-Link/V2を使うことにしました。先日、接続確認をとることができましたが、それまでに嵌った点があるので備忘録としてまとめておこうと思います。

接続にあたってはVCC, GND, SWDIO, SWCLKの4線だけの接続で済むSWDという接続形態を使います。接続はST-Link/V2のCON3から下図のように対応する線を引き出し、NinjaScanの対応する部分に接続するだけです。図はユーザーマニュアル UM1075から抜粋したものを加工しています。

STLINK_V2_CON3_STM32_SWD.png
4線を接続

NinjaScan_STLink.jpg
接続の様子

どこに嵌ったかというと、奇数ピンと偶数ピン、上下逆にしていました。僕の感覚と違うピン番号の振り方だったようで、マニュアルをしっかり確認しておけば防げたミスでした。反省の意味をこめてこの備忘録を書いています。幸いなことに、上下逆で接続してもハードの胡椒には至りませんでした。

ところで実はこの作業、いなさまが以前実施済みの作業です。事前に他の人によって確認できているというのは、確実に自分が悪いことがわかるので、とても助かりました。いなさまに感謝です。

※次の進捗記事はTinyFeatherの新しいIMU基板についてです。

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February 17, 2013

Super Sylphide 進捗状況(58) -- TinyFeather IMU基板 Rev.C

オートパイロットシステムTinyFeatherですが、地磁気センサの変更、及び絶対圧センサの追加搭載を行ったIMU基板 Rev.Cを作成してみています。地磁気センサはFreescale MAG3110、絶対圧センサは MS5611-01BA01にしました。いずれも、すごいロガー(NinjaScan) Rev.Cに搭載されているものです。両者とも半田付けが比較的容易なので、TinyFeatherでも採用してみることにしました。組み立て中の基板写真をあげてみます。

TinyFeather_IMU_MAG3110_MS5611.jpg
組み立て中

上方の白くて、穴が2つあいたパッケージのが、絶対圧センサです。その手前の黒いのが地磁気センサです。両者ともI2Cを介して接続しています。地磁気、絶対圧とも高頻度でデータを取得する必要がないため、I2C接続のものを選択しています。左奥に見えるパターンはGPSモジュールが載る部分ですが、今回はここにNV08C変換基板を載せてみようと思っています。

本体のソースコードもボチボチ変更していこうと思います。

TinyFeatherのデータの流れを図示してみました。

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