August 13, 2006室内飛行機 自律旋回飛行に成功?室内飛行機の自律飛行を検討していたわけですが、基板等の各コンポーネントがとりあえず完成し実験をすることになりました。当初の予定では、それらを活用して体育館内で室内飛行機を自律旋回飛行させようということだったわけですが、あっけなく自律旋回飛行してしまいました。といっても問題点が激しくあるのですが(笑) 何が問題なのかは続きをどうぞ。 問題点とは、この実験は本来は自律の直線飛行を目指して行ったものなのですが、図らずも旋回飛行してしまったことです。機体のコンフィギュレーションとしては以下のとおりです。
直線飛行ができなければ素直に落ちてくくればいいものの、図らずも旋回飛行ができてしまった理由としては、スパイラルモードの安定性が意外とよかったのが原因でないかと思います。あとで詳しい人に聞いてみたところ、模型飛行機のコンテストで滞空時間を競うフリーフライトという競技では、ラダーをトリム点から多少シフトさせておき、旋回が定常安定になるように設定することがあるそうですが、今回の状況はまさにそれに近かったのではないでしょうか。動画をじっくり見てみると、制御しているはずのラダーの効果をあまり見ることができてませんし、主翼が水平尾翼に比べて傾いてしまっています…。飛行中の機体特性が想定したものと違えば、制御うんぬんの前の問題です。 というわけで今回の実験結果を考察してみると、まずは機体特性を正しく推算し、それをできるだけ定常的に再現できる機体を作ることが最重要ではないかと思います。今回の機体は主翼が取り外し可能で、実験をするたびに取り付けがずれる可能性がありました。 今後の話ですが、この室内飛行機の自律飛行は大学院の講義である『航空機設計特論』の一環として複数人でプロジェクト形式で行ってきたもので、講義が終了した今ではペンディングの状態にあります。今後なんらかの形で進展をさせたいと個人的には考えていますが、研究で行っているわけではないので、どうなるかはわかりません。 コメント
こんにちは。 >miwさん んと、最近飛行機はつくってないので部品の名前が不確かですが、 胴体にはそれを受ける穴をあけておきます。 で、前縁で位置決めして後ろでとめたらうまくいきますよ。 バルサキットや半完のラジコン飛行機は、こんな感じでとめてますよ。 >miwさん 普通の模型飛行機レベルだと、 クロモリ鋼だと、それは模型でない方の飛行機用かな? Posted by: miw : September 5, 2006 09:42 AMコメントする
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