July 16, 2004缶サット 板倉実験
缶サットというのは空き缶サイズの人工衛星(もどき)で、あの超小型人工衛星のCubesatをやっている中須賀研究室が学生の教育のために行っているプロジェクトです。僕は中須賀研究室の人間ではないのですが、学部4年(B4)チームに参加しています。
実験方法ですが、写真にもあるとおり、気球をとばして高度約300mの地点から落下させます。B4チームのミッションは、加速度センサやジャイロ、GPSなどによるデータの取得にあります。本来は位置・姿勢推定をオンボードで行う予定だったのですが、リソース不足によりセンサデータの取得にミッションが絞られました。結果ですが、データを回収することに成功しました。アメリカに向けての大きな一歩でした。 缶サットですが、僕が所属する航空宇宙工学科では、実物をつくる機会が非常に少ないので、とても有益なプロジェクトであると思います。しかし、学科・学部を越えて横断的にこのようなプロジェクトが行われたほうが、様々な人材が交流できいろいろ面白いのではないかと思います。実際、電気回路やソフトウェアに強い学生は少なく、また金銭的なコマーシャル活動を行ってくれる人材もほしいところです。今後どのような形になるかはわかりませんが、誰でも参加できる形になるよう働きかけてみたいと思っています。 コメント
実験成功おめでとうございます!! 土木のみならず、こういうことにも興味を持っているので どうやってテレメトリー転送してるんですか? よこかわさん、どうもです。 コメントする
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