驚異の独創
本を買いました。『驚異の独創 NASA 航空機大全』。
飛行機本なんですが、NASAの変わった飛行機の特集です。カラーページが半分くらいで、写真だけみていても楽しいです。びっくりしたのは無垂直尾翼機。垂直尾翼がないので、紙が飛んでいるようなものです。あ、あと『アキラ』に登場したフライングプラットホーム(Vガンダムに登場したやつに近いかも)や、ロトシックスで中居君が背負っていた空飛ぶリック式推進装置もありました。NASAの飛行機の写真はここのページにあります。
この本を見ていると、本当にむこうの人達はおもしろいもん考えるなぁという気がします。しかも、そのアイデアに予算をつける人がいるのがすばらしい。実際、NASAでは数年というスパンではなく、数十年というスパンで先を見ていて、夢のようなものを研究しているそうです。その研究対象のヒントとして日本のアニメからも、かなりヒントを得ているそうです。アニメを見る限り、独創性じゃ日本もけっこういいところいっているとは思うのですが、誰も予算をつけないから、おいしいところはむこうにもっていかれてしまうのだろうなぁ。
たぶん日本とアメリカの違うところは、日本は夢だから誰も研究予算なんてつけてくれないだろう、と諦めてしまうのに対して、むこうの人たちは夢のような話でも実現可能性や費用対効果をくそまじめに考えて計画実行しているところが違うんじゃないでしょうか。
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