October 10, 2013地磁気センサの軸定義以前、地磁気センサについてHoneywellのHMC5843とHMC5883Lを見分ける方法について書きましたが、最近のTinyFeatherやちょっとすごいロガー(NinjaScanLight)では、前述のHoneywellの地磁気センサよりも半田付けがしやすい、FreescaleのMAG3110を使うようになりました。困ったことにすべてのセンサで軸の定義が違うので、ここでまとめて一覧にしておこうと思います。 軸が違うばかりでなく、HMC5883Lではレジスタの並びが違うので、さらなる注意が必要です。地磁気に限らず、加速度計やジャイロでもそうですが、こういったセンサの軸定義はメーカ横断的に統一されたりはしないのでしょうか。僕としては、全て右手系でお願いしたいです。 October 20, 201318650電池を秋葉原で購入Maker Faire Tokyo 2013に向けてちょっとすごいロガー(NinjaScan Light)の開発を続けていますが、ちょとすごいロガーの持つ電池での動作や、電池の充電機能をテストするためにLi-ion電池をつないでテストしています。今回の記事ではその電池の入手についてメモを残しておこうと思います。 ちょっとすごいロガーが要求する電池は、単位質量あたりのエネルギー密度が比較的大きいLi-Ion電池です。Li-Ion電池は携帯電話等に大変良く使われていることから秋葉原で入手も簡単だろうと思っていのですが、なかなか容量が大きくて安く入手することが難しく、探し回ることになりました。なおネットを使えば簡単に探せるので秋葉原で頑張る必要は全くないのですが、それでも秋葉原で何かの用事のついでに電池を入手できたら、やはり便利ですよね。 結局18650型というサイズの電池を使うことにしました。上の写真が購入したもので、右から順に紹介します。
18650型は秋葉原で入手できる電気製品だとLEDライトによく使われているようです。三月兎では写真の電池の他にも多種の18650型電池がありました。また、あきばおーにも若干取扱いがありました。またですが、電池全般を考えるにあっては『気の迷い』がとても参考になりました、ありがとうございます。 October 27, 2013KeilからsdccへC8051ヘッダを移植ちょっとすごいロガー(NinjaScan-Light)を作っている過程で、ビルド環境(sdcc 3.3.0)にターゲットとしているマイコンのSilicon Laboratories C8051F381のレジスタ定義などを記したヘッダが標準付属しないことに気づきました。以前そのような話を記事にしたことがあるのですが、せっかくなので別の開発環境であるKeilからsdcc向けにヘッダを移植する作業を自動化してみました。 keil2sdcc.rbというスクリプトを使います。使い方は ruby keil2sdcc.rb (Keil用ヘッダ) > (書き出す先のsdcc用ヘッダ)
です。sdcc特有の_XPAGE(外部メモリにアクセスする際に使うレジスタ、詳細はsdccマニュアルの4.1.1 pdata access by SFR)も、EMI0CNの定義を参考に継ぎ足すようにしました。Keil用のヘッダreg51f380.hをもとに生成されたsdcc用ヘッダはc8051f380.hです。C8051F381を含むC8051F38xシリーズに対応しています。 October 30, 2013Super Sylphide 進捗状況(68) -- ちょっとすごいロガー完成少し以前に記事にした、ちょっとすごいロガー(NinjaScan Light)が完成しました。基板を1回作り変えたり、内部のコードをブラッシュアップするのに時間をかけましたが、1ヶ月ちょっとで完成させることができました。コードや回路図、基板アートワークはgithubで公開中です。 せっかくなので作り直した基板のアートワークを貼っておこうと思います。 またMFT2013で展示予定です。いなさま、といだせんせーと共同展示の『はかるひと』で展示ですが、残念ながら当日僕は諸事情で欠席です。もし見に行かれる機会がありましたら、よろしくお願いいたします。 ※もうちょっとすごいロガー(NinjaScan-Slim)というのを作りました。 ※※ちょっとすごいロガーにテレメトリ機能を追加しました。 |
かれんだ~
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