June 03, 2010

Super Sylphide 進捗状況(30) -- 委託生産の可能性

すいません、今回の記事は少し堅い話です。

オートパイロットシステムSuper Sylphideですが、ハード、ソフトとしてある程度まとまってきたこともあり、そろそろ内製利用にとどめている現状をできれば打破したいと考えています。ひとつのアイデアとして、業者さんに委託生産を行っていただくという方向性について検討をしている段階ですが、どの程度の初期需要があるのか、というのが業者さんにお願いする上での最低限でのマナーでありますので、その調査に関してこの記事を読んでいる皆様のお力添えをいただきたく、記事を書かせていただきました。
具体的には、以下に示す条件(案)の下においてもSuper Sylphideの購入に興味がある方がいらっしゃれば、僕のアドレス(画面右下にある@gmail.comのアドレス)宛てに、2010/6/18(金)までに、ご連絡先やご意見を沿えてメールをいただけると幸いです。

  • ある程度の規模を有する国内の教育機関、研究機関、会社組織に限る
  • お納めするものはAs isで(納品時に双方確認のもと完動であれば、以後の保証義務関係は存在し得ない)
  • 研究開発用途に限る(前項に関連するが、製品転用などして事故が起きても無保証)
  • ハードとしては全てをお渡しするが、ソフト機能的にはオートパイロットではなく、航法装置(位置や姿勢がINS/GPS複合航法で出力)やそのデータロガーとしての部分
  • ハードやソフトの詳細(ガーバデータやソースコード一式)は別途NDAを結んでいただくなどすることで入手可能
  • 価格については消耗品として決済可能な額を超えない範囲を予定

よろしくお願いいたします。

なお余談になりますが、僕としては、僕が関連する分野の研究開発がこのようなハードやソフトがあって成り立つものであることを重々承知しており、機器を委託生産、販売することによって得られうる利潤よりも、幅広く普及し関連分野が活性化されることを願って、この活動を行っています。自身の人件費が回収できていないことからして、ビジネスとしてはダメダメなことが明らかです。

※次の進捗状況は小型化版のJTAGデバックについてです。

※※委託生産品の製造に踏み切りました。ハードウェアが完成しました。

20:47 fenrir が投稿 : 固定リンク | | このエントリーを含むはてなブックマーク | トラックバック
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