RedMineの導入等
正月ということで集中的にやりためたことをやってみました。忘れっぽいので何をしたか、備忘録として箇条書きを残しておこうと思います。
(1) Ruby(Rails)で動くプロジェクト管理ツール Redmineを導入してみました。
有名な管理ツールであるTracを某プロジェクトで運用しているのですが、Tracは僕にとって馴染みのないPythonで実装されている為、改造ポイントがいまいち掴めませんでした。また、個人的なプロジェクトにはwebベースの管理ツールを導入していなかったこともあり、良い機会だと思ってRubyで動くプロジェクト管理ツール Redmineを入れてみることにしました。
導入には特に障害はなくスムーズに進みました。現在apache2 + Phusion Passenger(mod_rails)で運用しています。 また、Wikiやチケット、リポジトリ管理などの基本的な機能の他、複数プロジェクトの運用、ガントチャート生成機能などが標準で入っているため、特にプラグインをいれる必要がないというのもよいポイントだと思います。
おまけで本を管理するプラグイン ezLibrarianを入れてみました。書評や貸し借りの記録が残せるようです。メニューが日本語に対応していなかったので、日本語化するパッチ ezlibrarian.ja.patchを作ってみました。
(2) 携帯用メールゲートウェイの導入
AUの携帯を使っていますが、PCのメールを携帯から見れるEZ de DIONというサービスがあります。しかしながらKDDIグループのサービスがauoneに全て統合されたことによる影響でしょうか、今年の2月をもってサービスの休止が決定しています。対策としてPCのメールを携帯に転送することも考えたのですが、PCのメールはとんでもなくスパムまみれなため、パケット代でお金を吸い取られることが目に見えています。
そこで自前サーバを活用して、携帯からのPCメールボックスへのアクセスを中継してくれる WebMailClient2 for Keitai を導入してみました。導入には特に苦労することもなく、現在携帯からメールを見ることができています。機能としては、アカウント情報なども含めてデータを中継用のサーバに全く保持しないという部分がユニークだと思います。
せっかくなので、使ってみたいという奇特な方(かつ、面識がある方限定です、すいません)は声をかけてみてください。
(3) Foneraが相変わらずつながらない
オープン無線LAN環境Foneraがうまく認識されない話を以前記事にしました。現在原因解析のため、シリアルコンソールから状況を把握しようと努めているのですが、シリアルコンソールでシェルやsshを有効にした改造ファーム(改造については、仙石浩明さんの『La Fonera+ へ ssh でログインする(1)~(3)』が詳しいです)をフラッシュに焼こうとするとRedbootがunknown errorと言ってきて困っています。
ちなみに改造ファームを作る際に必要になるlzma圧縮をサポートしたsquashfs-tools(mksquashfs-lzmaやunsquashfs-lzma)ですが、上記では公式サイトのビルド手順で作ったlzma457+squashfs3.4を利用しているようですが、それでオリジナルのソースをunsquashfsで展開することができませんでした。変わりにOpenWrtのビルドツールから生成されるunsquashfsで展開することができました。
改造ファームをfoneraに転送するのに必要となるtftpサーバは、MacOSXに立ち上げました。参考にしたのはBSD小僧の日記『MacOSXでtftp』です。Redbootでtftp転送を開始するloadコマンドの前に、IPアドレスを割り当てるip_address -l (ローカルIP) -h (TFTPサーバIP)というコマンドが必要であることを、ついつい忘れがちでした。
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