May 18, 2006プロポとPCの接続室内飛行機の航法系を検討していましたが、その中でビデオカメラを用いて位置や姿勢の同定を行うというプランがあります。 このプロポですが、ある機種にはトレーナー機能というものがあります。これはラジコン初心者が上級者と共に操縦の練習をするための機能で、いってみれば自動車教習のようなシステムです。すなわち、初心者と上級者の2台のプロポをトレーニングケーブルと呼ばれるケーブルで繋ぎ、初心者がおかしな操縦をしたな、と上級者が判断した場合に、上級者の操縦が上書きされるようにするシステムです。つまり、今回はトレーナーケーブルを流れる信号を模擬して入力してやることにより、人間でなくともプロポによる操縦が可能となるわけです。 以下、続きをどうぞ。 ※その後、接続が完了しました。 このトレーナーケーブル信号乗っ取り作戦を行うにあたり、トレーナーケーブルを流れている信号を観察してみることにしました。結果は単純で以下の画像のとおり、パルスを複数いれるのを一定周期ごとに繰り返せばよいようです。なお、プロポの機種によってはトレーナーケーブルを流れる信号に違いがあるようです。今回使用したのは、フタバというメーカーの6chのプロポ、T6EXAという機種です。 画像が上と下に分かれていますが、下は上の一部を拡大したものです。これによると18msごとにパルスの塊を繰り返せばよく、その1つの塊は for(i=1; i<= (チャンネル数); i++){
であらわされるようです。
Low 0.4ms High (Ch.iの操縦量、最小=0.8ms、最大=1.6ms) } Low 0.4ms 今後はこの信号をPCに接続したマイコンで作成する予定です。また調べてみたところ、以下のページが参考になりました。 一番上のリンクはまさにこれからやろうとしていることです。残りの2つはプロポをPCと接続して、そのプロポをPC用フライトシミュレータの入力装置として使うという今回とは逆の使い方ですが、コネクタのピン配置など参考になることが多いです。コメント
このシステムは上級者の操作を人間が行う、という想定でしょうか?だとすると、カメラの情報を元に制御するのに加えて外部から入力される信号を教師信号として扱い、ニューラルネットワークを構成するのも面白そうですね。複雑な制御ループがより複雑になってしまいそうですが…。 Posted by: odawara : May 20, 2006 02:16 AM>odawaraさん 確かにプロポはいろいろと使えますね。そこそこ信頼性の高い無線通信が実現できる気がしますし。 >odawaraさん 教えてください RCジャイロセンサーの信号を PIC基板を通して RCプポロポ送信機の トレーナー端子に入力できるのでしょうか? ジャイロはPWM信号を出しています。 >JA2YYNさん コメントする
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