May 12, 2015pogopin(ポゴピン)ケーブルいろいろと作ってはいるのですが、なかなか記事の投稿ができていなくてすいません。軽めの話題を投稿してみます。マイコンのファームウェアの書き込みをする際、コネクタを抜き差しするのが結構面倒だということに気づきました。そこでpogopinというものを使って、書き込み用のケーブルを作ってみました。 pogopinは導通を保ちつつ、先端がバネで伸縮するようになっています。さらに、先端が円錐の形状なので、穴に押し当てると安定します。本来コネクタを設けるはずであった部分のスルホールにコネクタを設けないで、このpogopinケーブルを押し当てることで、ファームウェアの書き換えが手早くできます。 pogopinはP50-E2という型番で、Aliexpressから調達しました。他にもいろいろなサイズがあるようです。秋月の0.3mm厚基板にpogopinやフックアップワイヤを半田付けして固定しています。このあと、熱収縮チューブで補強し使っていますが、今のところ故障はありません。 May 17, 2015GPIB-USBアダプタ古い計測器はUSBなどの最近のPCに標準のインターフェイスがついていないため、データを外に出すのに苦労します。計測器にとっては一般的なインターフェイスであるGPIB(別名HPIB)があったとしても、USBに変換するアダプタは趣味的には高価で苦しいです。なかには比較的安価なPrologixやその互換品がありますが、ここは自作派としてせっかくなので自前でこさえてみることにしました。 基板のアートワークはこんな感じです。 あいかわらずSilicon laboratories C8051F381を使っています。あとはバッファとLEDをつけた程度です。 動作確認はマルチメータ(Advantest R6441A)と、ネットワークアナライザ(Advantest R6735BH)(リンク先はPDF)でとれました。ユーティリティがいろいろとあったので、Prologix互換プロトコルで設計してあります。近いうちにコードや回路図、アートワークといったすべてのリソースを整理して、githubで公開をしたいと思います。 ※githubで公開をはじめました。 May 30, 2015GPIB-USBアダプタ オープンソース化先日記事にしたGPIB-USBアダプタですが、オープンソースにしました。githubで公開中です。 このアダプタと、KE5FX GPIB Toolkitに含まれているプロッタエミュレータ 7470を組み合わせると、上のような計測器の画面が図データとしてPCに取り込むことができます。ようやくこれで計測器を使う環境がようやくできたという感じです。 |
かれんだ~
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