April 05, 2009

フライトログの可視化

珍しく飛行機の話題です。飛行機を飛ばして実験をしていると、どのように飛んだかを記録したフライトログが多く溜まるのですが、数値データをプロットしただけのグラフを見たところで何が起きているのか瞬時に理解するのは至難の業です。そこでわかりやすい説得力がある図が作れないものかと、試行錯誤してみました。結果、このような図を生成するに至りました。

phugoid.png
クリックすると綺麗なpdf、長周期(フゴイド)モードが励起

飛行機がどのような高度を経由したのかを緑色の線で、飛行機の対地面角度(ピッチ)を機体の傾きで、風に対する角度(迎角)を赤色の弧で表しました。赤色の弧の大きさがあまり変化せずに、緑色の線の上下動と機体の角度変化が連成しているので、長周期モードとわかります。

この図を生成する技術的な話ですが、Ruby + libHaru を使いました。libHaruはCで書かれたPDF生成ライブラリですが、RubyやC#などから呼び出すインターフェイスが付属しています。当初機体の図がepsであったので、epsを直接扱える方法を模索したのですが、うまくいかなかったため、透過pngを扱えるlibHaruをRubyから扱うことにしました。生成スクリプト longitudinal.rbをおいておきますので、参考にどうぞ。

なお断念した方法もいくつか紹介しておきますと、epsの配置を記述したTeXを生成してPDF化(座標を指定して配置する方法が不明、overpicが近い?)がや、Matlabのpatchコマンド利用(座標で配置したいオブジェクトを作る必要がある?)を考えていました。

13:05 fenrir が投稿 : 固定リンク | | このエントリーを含むはてなブックマーク | この記事をdel.icio.usでブックマーク | トラックバック
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