2006/6/8 GAIAデータ内容説明                     2006/6/14 JAXA 冨田  MuPAL-αの2006/6/8フライトF601の飛行実験時のGAIAデータを 処理したもの. ・ファイル名:F601gaia.txt ・データフォーマット  ・テキストデータ.  ・レコード区切りは改行,改行はMS-DOS形式(CR+LF).  ・レコード長は可変.  ・データ項目間はカンマ区切り  ・データ内容     GPS時刻(秒),     緯度(deg),経度(deg),高度(m),     速度(m/s):北方向,東方向,下方向,     ロール角(deg),ピッチ角(deg),真方位角(deg),     加速度(m/s^2):x軸(前),y軸(右),z軸(下),     角速度(deg/s):y軸,x軸,z軸     航法モード,精度ステータス   ・GPS時刻は日曜0時からの秒数.   ・緯度経度の座標系はWGS84.高度はWGS84楕円体高度.   ・各データは,GAIAの筐体中心での値(正確には筐体内のIMUの中心).   ・航法モードの定義は,     4:慣性航法,5:GPS/INS,6:DGPS/INS,7:搬送波位相DGPS/INS   ・精度ステータスは達成精度の目安を示す.定義は航法モードと同じ.   ・GAIAのxyz軸は,機体軸と厳密には一致していない.     また,MuPALのIMUとのミスアライメントは,過去の実績では,     XY軸回りで0.1deg弱,Z軸回り0.3deg弱. ・データの範囲    GAIAがNAVモードになってから,データ記録を終了するまで.    アライメント中のデータは含まれていない. ・処理内容の概要  ・機上で記録した加速度,角速度,GPSデータ等と,    地上(JAXA調布分室屋上)で記録したGPSデータを用いて,    搬送波位相DGPS/INS複合航法を後処理で行った.    (DGPSデータを地上から送信した場合に,     GAIAが実時間で実行するのと同じ動作)  ・一周波DPGSのため,遠距離では位置誤差が増加する場合がある.    今回は,水平1m,高度3mぐらいには入っているものと考えられる. ・キネマティックGPSデータ(参考)  ・ファイル名:pathAC12.dat  ・東大GPS/INSと同じGPSアンテナに接続した,    Thales AC12 GPS受信機で取得したデータと,    地上で記録したTrimble 4000ssi GPS受信機のデータを,    Trimble製基線解析ソフトGPSurveyで処理したもの  ・機上が一周波受信機のため,遠距離では1m近い誤差が有り得る..  ・データフォーマットは,テキスト,スペース区切り.  ・データ内容は,GPS時刻,緯度(度分秒),経度(度分秒),高度(m).  ・本データと,GAIAデータの差は,水平,高度とも1m以内だった.